葬式・葬儀

葬儀・告別式の流れを徹底解説!焼香・服装・香典などのマナーに注意

葬儀や葬式という言葉をなんとなく使っていませんか?この2つの言葉は、同じような言葉ですが少しだけ違います。辞書で調べてみると葬儀は「死者を葬る儀式、儀礼」葬式は「死者を葬る儀式、弔い」と書かれています。

葬儀とは「葬送儀礼」の略であり、お通夜の翌日、告別式の前に行われる儀式のことを指します。一方で葬式は「お通夜・葬儀と告別式」のこと、つまり亡くなった人を弔う儀式全体を指します。

この記事では、葬儀と告別式の一連の流れや所要時間、参列するときの焼香・服装といったマナーについて詳しく説明するので参考にしてみてください。

葬儀の流れを知っておこう!代表的な進行手順

最近では葬儀式と告別式を同じタイミングで行います。弔問客の焼香が始まった時点で「告別式」となります。

まずは葬儀の流れを見ていきましょう。

  1. 喪主・遺族が集合
  2. 僧侶を迎える
  3. 受付開始
  4. 全員着席
  5. 僧侶の入場
  6. 開式の辞
  7. 読経
  8. 弔辞・式辞・別れの言葉
  9. 焼香(遺族・親族のみ)

喪主と遺族は1時間前に集合して準備をします。僧侶を迎えたら挨拶をしておきましょう。お布施はこのときに渡すか、葬儀が終わったあとに渡します。

式が始まる15分前には、全員着席ができていると良いでしょう。

5分前に僧侶が入場したら、あとは開式の辞・読経へと続きます。僧侶の読経は悩みや苦しみを軽減させて幸せな状態を導くための教えとなります。

読経はどのくらいの時間行わるんでしょう?子どもがおとなしくできるかしら。
だいたい30分〜40分ほどです。小さな子どもがいる場合は、端や後ろの方など退出しやすい席に着席できると、なにかあっても目立たずに退出できるでしょう。

読経が終わったら、弔辞・式辞・別れの言葉となります。弔辞は故人との親交が深い人に頼むのが一般的。時間はだいたい3分程度です。

焼香のマナーは次の画像の通り。ただし宗派によって焼香の回数や作法は異なります。

焼香の作法 抹香の場合

参照元:公益社

なお神式の拝礼の場合は玉串を奉奠します。

告別式の一連の流れを解説!おおまかな手順を確認しておこう

遺族や近親者の焼香を終えたら、葬儀は告別式へと移ります。

  1. 焼香(弔問客のみ)
  2. 僧侶の退場
  3. 喪主の挨拶
  4. 閉式の辞
  5. お別れの儀
  6. 出棺

焼香が終わったら僧侶が退場するので、お見送りをするときには遺族・親族・弔問客は合掌をして黙礼をしましょう。

また、喪主は忙しい中、弔問に駆けつけてくれた方々のために故人に代わってお礼の言葉を伝えましょう。

挨拶後、司会者が閉式の辞を述べたら、案内に従って弔問客は会場を出ます。

その後は、遺族・親族・生前故人と親しくしていた知人で行うお別れの儀です。故人の棺を囲み、花でご遺体の周囲を装飾していきます。故人の思い出の品を花とともに置いても良いでしょう。

続いて男性たちで棺を霊柩車まで運んでいきます。喪主または遺族からのお礼の挨拶が終われば、いよいよ火葬場への出棺となります。

葬儀や告別式に参列するときのマナー

葬儀や告別式に参列する時のマナーを知っているという人も一度合っているかどうか確認しておきましょう。

  1. 服装
  2. 数珠
  3. 香典
  4. 焼香

上記のマナーについて説明していきます。

1.服装

男性と女性で服装のマナーが違うのでそれぞれイラストでチェックしてみてください。

葬儀・告別式の服装マナー

参照元:公益社

参列者は喪主より格上の服装にならないように注意しなければいけません。

2.持ち物

葬儀や告別式に参列する際には、持ち物にも気をつけましょう。

数珠

数珠は必ずしも持っていかなくても良いですが、持っていく場合には一応マナーがあるので確認しておきましょう。

まず「使用しないとき」には、左手の親指と人差し指の間にかけて持ちます。

続いて「焼香するとき」には左手にかけて右手で焼香します。「合唱するとき」には数珠を両手の親指と人差し指の間で挟んで行います。

ハンカチ

ハンカチは冠婚葬祭用のものを使用しましょう。ピンクや水色などの色物はNGです。白い無地のものや、黒いものを選びましょう。

お財布

葬儀の時のバッグはあまり物が入らないので、小ぶりなものを用意しておくと良いでしょう。カードは最低限の枚数にして、現金もかさばらない程度に入れましょう。

3.香典

香典を用意するときには、お札は新札ではなく折れたものを使用します。不祝儀袋の表書きには薄墨を使ってご霊前または御香典と、さらにその下に会葬者の名前をフルネームで記入します。

香典は告別式または通夜式の時に持っていきましょう。

キリスト教式の場合は「御霊前」ではなく、「御花料」と書きましょう。最初から印刷されているものもあります。

もし喪主が香典を辞退している場合は持って行く必要はありません。持って行ってしまうとかえって気を使わせる可能性があります。

4.焼香

焼香には「立礼焼香」「座礼焼香」「回し焼香」があります。立礼焼香については先ほど図で説明したものです。

ここでは「座礼焼香」と「回し焼香」の手順を詳しく見ていきましょう。

座礼焼香の手順

座礼焼香は最近ではあまりないですが、畳の斎場で用いられる形式となっています。

座礼焼香

参照元:白善社
  1. 腰を屈めながら焼香台へ向かって遺族・僧侶に一礼、遺影に向かって一礼をします。
  2. 座布団の前で両手を使って膝立ちをしながらにじり寄って、正座します
  3. 立礼と同じ手順で焼香をしていきます。
  4. 焼香が終わったら遺影に向かって合掌をします。
  5. 両手を使いながら膝立ちをします。
  6. 体の向きを変えずに膝をついたまま後ろへ下がりましょう。
  7. 遺族・僧侶に一礼をしたら立ち上がります。
  8. 中腰で自席に戻ります。

回し焼香の手順

回し焼香は最近の葬儀で多い形式です。

回し焼香

参照元:白善社
  1. 香炉を受け取るときには軽く礼をします。
  2. 香炉を目の前において、祭壇に向かって合掌礼拝をします。
  3. 立礼焼香と同じ手順で行います。
  4. 焼香が終わったら遺影に向かって合掌をします。
  5. 両手を使いながら膝立ちをします。
  6. 合掌・一礼をして隣の人、自分が端の場合はスタッフに香炉を回します。

いずれも基本的には前の人のやり方に沿って、同様に行えば問題ありません。

たしか葬儀に参列したら、家に入る前にお塩をかけるんですよね?
日本人は昔から死を穢れたものという認識をしていて、今でもその風習が伝わっています。

お清め塩は、帰宅してから玄関に入る前に使用します。指でひとつまみして「胸、背中、足元」の順に少量ずつかけていきます。最後にかけた部分は手で払ってください。

葬儀式と告別式の流れを知っておこう

葬儀式と告別式は流れが違います。途中で告別式に変わるのでなんとなく別の儀式と認識されにくい部分があります。この2つの違いをちゃんと知るためには、流れを確認しておくとわかりやすいです。

また、葬儀式と告別式のマナーは同じものとなります。親戚、会社の人などの不幸で参列することがあるかもしれないので知識がある人も再確認しておきましょう。

焼香の仕方には、立礼焼香・座礼焼香・回し焼香があります。これは遺族でも参列側でも覚えておくべきマナーなのでぜひ参考にしておきましょう。