住宅ローンの返済

住宅ローン返済のコツ!賢い返し方を解説します

人生で最も大きな支払いになると思われる住宅ローン。長期で高額な返済になるからこそ、絶対に失敗したくはないですよね。

住宅ローンを上手に返済するためには、無理のない返済年数、返済額を設定する必要があります。そして、実は住宅ローンの金額がお得になるためのポイントもあります。

逆に、住宅ローンの返済方法次第では、損をしてしまう、苦しい思いをしてしまうケースもあります。

住宅ローンを利用する前にぜひ知っておきたい返済のコツについて、徹底解説していきましょう!

住宅ローンのベストな年数や返済額はどう決める?

住宅ローンを組むとき、まず気になるのは費用の面ですよね。

  • 毎月いくらの返済になるのか
  • どのくらいの期間で返済するのか
  • 返済を滞納したらどうなるのか

それぞの疑問について、解説していきましょう。

毎月いくらの返済になるのか

まず、返済額は借入額と返済年数によって決まります。

借入希望金額やローン年数から毎月の返済額を計算することはできますが、無理なく返済できる金額から借り入れ可能金額を計算することも可能です。

ちなみに、平均としては毎月9万円を返済しているというデータがあります。

毎月9万円だと思えば、今の家賃とあまり変わりません。これなら、問題なく返済できそうですね。
住宅を購入すれば、固定資産税の支払いはもちろん、マンションは共益費や修繕積立金、戸建ても将来的な補修に備えて貯蓄する必要があります。

ローン返済の9万円にプラスαがあると考える必要があるということは覚えておきましょう。

住宅ローンの返済額目安について興味がある方は、ぜひこちらの記事をチェックしてください。

住宅ローンの返済は、家を引き渡した時から始まります。家賃と返済が重ならないよう注意しておきたいですね。

住宅ローン返済開始日については、こちら住宅ローンの返済はいつから始まるの?の記事で詳しくご紹介しています。

どのくらいの期間で返済するのか

住宅ローンは、最長35年で組むことができます。
 
支払利息は1日単位で発生しますので、できるだけ短期間で完済した方が支払い利息を抑えることが可能です。

ただ、住宅ローン減税は最長10年、ローン残高の1%分の税金が控除される住宅ローン減税制度が利用できますので、10年未満の短期ローンを組むときは注意したいところです。

また、定年後は収入が減るので、できるだけ定年前に完済できるよう計画を組むようにすると良いでしょう。

住宅ローンの年数を決めるにあたって押さえておきたいポイントは、こちらの記事で解説しています。

返済を滞納したらどうなるのか

住宅ローンは毎月返済していくものですが、万が一返済できなくなったらどうなるのでしょうか。

返済が1日遅れるごとに遅延損害金が発生し、延滞が続けば最終的に家が競売にかけられてしまうことになるのです。

ただ、競売にかけられるまでにはいくつかの段階があります。

滞納した場合、いつ何が起こるかについて興味がある方には、こちら住宅ローンを滞納したらどうなる?段階を追って詳しくご紹介の記事がオススメです。

住宅ローンは繰り上げ返済で返済総額をお得にできる!

住宅ローンは、出来るだけ支払い総額を低くしたい、お得に返済したい、そう考える人がほとんどです。

住宅ローンをお得にするために最も効率的なのは、繰り上げ返済で返済期間を短くして支払い利息を軽減するというものです。ただ、むやみに繰り上げ返済を繰り返せば、支払手数料が膨らむ、生活が厳しくなるといった状況に陥る恐れもあります。
繰り上げ返済は返済期間の短縮だけでなく、返済期間はそのままで毎月の返済額を減らすこともできますよね。

その場合も支払い利息はお得になりますか?

繰り上げ返済で元金が減りますので、返済期間はそのままでも支払い利息は軽減されます。

ただ、効果は返済期間短縮の方が大きいですね。

繰り上げ返済をする際には、こちら知らなきゃ損する住宅ローン繰り上げ返済のメリット・デメリットの記事でメリットとデメリットをしっかりチェックしておきましょう。

また、繰り上げ返済で失敗したくない方には、こちらの記事がオススメです。

住宅ローンの繰り上げ返済の方が住宅ローン控除よりもお得?

繰り上げ返済で支払い期間を短くすればお得だと言われても、繰り上げ返済でローン残高が減ってしまえば、せっかくの住宅ローン減税が受けられる金額も少なくなってしまうことが気になるのでは?

実は、繰上返済による利息軽減効果の方が、住宅ローン控除効果よりも高いケースが多くなっています。

比較的高額を長期で借り入れしている場合は、繰り上げ返済をした方が返済負担は軽くなる、お得になることが多いのです。

住宅ローン控除については、こちら住宅ローン控除で損をしない!ベストな繰り上げ返済のタイミングとはの記事を読んでおくと良いでしょう。

1つじゃない!知っておくべき住宅ローンの返済方法

住宅ローンの返済には、いくつかの方法があります。住宅ローンを返済するにあたって、ぜひ押さえておきたいのが次の3つです。

  • 元利均等返済と元金均等返済
  • 一括返済(繰り上げ返済)
  • ボーナス払い

それぞれの方法について見ていきましょう。

元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの返済には、元利均等返済と元金均等返済があります。

2つの返済方法を簡単に比較します。

返済方法 月々の返済額 元金の減り方 支払い利息総額
元利均等返済 一定 遅い 利息が多い
元金均等返済 最初は返済額が多く
徐々に減っていく
早い 元利均等返済より
利息が少ない

最初の返済負担は元金均等返済が大きいのですが、支払い利息額を抑えられるメリットがあります。

元利均等返済は毎月の返済額一定なので、返済計画がイメージしやすいメリットがありますね。

2つの返済方法についてもっと詳しく知りたい方には、こちらの記事がオススメです。

一括返済(繰り上げ返済)

繰り上げ返済については先ほどご紹介しましたが、ローン残高を全て返済する一括返済をすることもできます。

全額返済をすればローンの支払いを終えることができますし、一部繰り上げ返済と同様に返済期間の短縮による支払い利息軽減効果が期待できます。

ただ、退職金による一括返済には注意しなければいけません。

退職金で一括返済をして老後資金としての現金を大きく減らしてしまうのは、今後の生活に支障をきたす可能性があるのです。

住宅ローンが無くなった方が生活は楽になると思うんだけど、そうじゃないってこと?
ローン負担がゼロになっても、医療費などで現金が必要になった時にお金が無ければ住宅ローンよりも高い金利での借入が必要になる恐れもあります。

結果的に住宅ローンを利用していた方がお得だった可能性もあるのです。

一括返済をする際には、メリットとデメリットをしっかりチェックしておくことが大切なのです。

一括返済についての注意点が知りたい方には、こちらの記事がオススメです。

ボーナス払い

毎月の返済に加えて、ボーナス月にプラスで返済をするというのがボーナス払いです。

ボーナス払いの魅力は、年間の返済金額は同じでもボーナス月に多く返済することで、毎月の返済額を抑えられるという点にあります。

ただ、ボーナス払いはボーナスが減額、もしくは無くなってしまった場合に返済が苦しくなるリスクもあります。

ボーナス払いが気になる方は、ぜひこちらの記事を読んでから検討してください。

住宅ローンは完済後にも手続きが残ってる!?

住宅ローンを完済したら、長年の支払いから解放された安心感があるかもしれません。ただ、住宅ローンは完済後にも行っておきたい手続きが残っています。

必ず行っておきたいのが抵当権抹消手続きです。

抵当権抹消手続きをすることで、登記情報を見たときに住宅ローンを完済している物件だということが公的に証明できるのです。

抵当権の抹消手続きは、専門家に依頼しなくても自分で行える手続きですから、完済後は速やかに行うようにしたいですね。

自分で手続きをするっていうのはハードルが高そうなのですが、本当に専門家の手を借りなくても大丈夫なのでしょうか。
抵当権の抹消手続きで必要な書類は、ほとんど住宅ローンを利用した金融機関から送付されてきます。

記入するところも少ないですし、自分で手続きをすると費用を1~2万円程度抑えることができるメリットもありますね。

完済後に必要となる手続きについては、こちら完済したら終わりじゃない!住宅ローンを払い終わったら何が必要?の記事でご紹介しています。

住宅ローンは無理なく返済するため返済額や返済方法を考えよう

住宅ローンの返済をする際には、毎月無理なく返済できる金額にすることだけでなく、定年で収入が減った時に負担にならないよう返済期間に注意することが大切です。

また、繰り上げ返済や住宅ローン控除を利用すれば、住宅ローンの支払総額をお得にすることが可能です。ただ、毎月の返済額をお得にするボーナス払いは、ボーナスの状況によって返済が苦しくなりますので慎重に検討する必要があります。

住宅ローンは、無理なく返済できるように毎月の返済額、そして返済方法をしっかり考えるようにしましょう。

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