住宅ローンの返済
住宅ローンの返済はいつから始まるの?

住宅ローンの返済はいつから始まるの?

夢のマイホームを手にする、それはとても幸せな事ですが、同時にそれは長く続く住宅ローン返済の始まりでもあります。

住宅ローンの返済は、長い期間続くものです。そして、その金額は決して小さなものではありませんから、いつからその返済が始まるのか気になるところですよね。

契約したらすぐ払うの?それとも引き渡してから?初回の返済を待ってもらうことはできる?そんな住宅ローン返済時期についての疑問に、1つずつお答えしていきましょう。

住宅ローン返済は引き渡し時?契約時?開始時期をチェック

まず、住宅ローンは基本的にいつから返済が始まるか、その時期についてご紹介していきます。

住宅ローンは新居の引き渡し時がローン実行のタイミングです。

つまり、住宅ローンの申し込み、契約、物件購入、物件完成といったタイミングから返済が始まるわけではないのです。

住宅ローンの引き落とし日は自分で選べるの?

住宅ローンは、口座からの引き落としで返済をしていくことになります。

このとき、毎月何日かを指定して、その日に指定金額が引き落とされることになるわけですが、何日に引き落とすかについては自分で選択することが可能です。

ただ、引き落とし日の選択肢は金融機関によって異なります。

金融機関名 引き落とし日
ソニー銀行 2日、7日、12日、17日、22日、27日
住信SBIネット銀行 12日・17日・22日・27日
じぶん銀行 2日、7日、12日、17日、22日、27日
イオン銀行 10日・20日・30日
みずほ銀行 いつでも指定可能

金融機関によって何日に引き落とされるのかが違っていますが、選択肢がある場合は自分にとって都合が良い日にちを選ぶと良いでしょう。

引き落とし日も候補が色々あると逆に選びづらいよね…。

何日がオススメとか分かってればそれを選ぶんだけど。

やはり、一般的には給料日直後を選ぶ人が多くなっていますね。一番口座にお金がある時期であること、必要なお金を先に引き落とせば、残ったお金を生活費にすることが可能です。

給料日を1つの基準として考えると良いですね。

住宅ローンについてもっと詳しい情報が知りたい方は、こちらの特集記事をチェックしてくださいね。

ポイントは引き落とし日!住宅ローンの支払い開始を遅らせる方法とは

住宅ローンは、返済がスタートするタイミングによっては今住んでいる家の家賃と二重で支払わなければいけない事態になります。

出費が大きくなるのは、できるだけ避けたいですよね。家賃と住宅ローンの支払いタイミングをずらしたい、そう望む方のために、初回引き落とし日を遅らせる方法をご紹介しましょう。

まず、住宅ローンの引き落としがいつから始まるのか、基本的な情報をチェックしてきます。

住宅ローンの引き落としは、住宅の引き渡し後ということは紹介しました。住宅ローンの初回引き落としは、引き渡し日と、希望する引き落とし日によって異なるのです。

各金融機関の初回返済日について、見ていきます。

金融機関名 初回返済日
ソニー銀行 借り入れ日翌月の約定返済日
住信SBIネット銀行 実行日が約定日と同じ場合は翌月
約定日以外なら次の約定日の翌月
じぶん銀行 借入翌月応当日と返済日が同じ場合は翌月
借入翌月応当日が返済日より後なら翌々月
イオン銀行 融資実行日から45日以内の
当月もしくは翌月から選択可能

ソニー銀行は分かりやすいですね。6月1日に引き渡しをしても、6月30日に引き渡しをしても、希望引き落とし日が2日なら初回引き落としは7月2日となります。

6月30日引き渡しなら、初回の引き落としまで2日しか猶予がない計算になります。ただ、引き渡しが6月1日なら、初回引き落としまで1か月ほど猶予があるということになりますね。

他の銀行はどうでしょうか。住信SBIネット銀行の場合は、こうなります。

引き渡し日 引き落とし希望日 初回引き落とし月日
6月1日 毎月12日 7月12日
6月12日 毎月12日 7月12日
6月13日 毎月12日 8月12日

初回引き落としまで、タイミングによっては2か月ほど猶予ができることが分かります。

同様に、イオン銀行の場合を見てみます。

引き渡し日 引き落とし希望日 初回引き落とし月日
6月1日 毎月10日 6月10日
または7月10日
6月15日 毎月10日 7月10日
6月20日 毎月10日 7月10日

引き渡しから45日以内に希望引き落とし日が来れば、当月もしくは翌月からの選択が可能です。こちらも、タイミングによっては1か月ほど初回引き落としまで猶予がある計算になります。

出来るだけ初回返済日を遅らせたい、という場合は、引き渡し日が分かってから引き落とし希望日を選択する、もしくは引き落とし日に合わせて引き渡しの日時を考えると良いのです。

希望引き落とし日の選択によって、初回引き落としのタイミングを遅らせることは分かりました。

しかし、初回引き落としの為だけに希望日を設定すると、後から生活に支障が出てしまう気もしますが…。

引き落とし日については、後から変更が可能な場合もあります。

ただ、変更手数料がかかる場合もありますし、変更は原則不可、という金融機関もありますので、事前にしっかり確認しておきたいですね。

住宅ローンをいつから支払うかはマンションと戸建てで違う?

実は、住宅ローンをいつから支払うか、そのタイミングはマンションと戸建てで違う場合があります。

マンションと戸建て、と言うより、戸建てで土地を購入するかどうか、によって違うのです。

戸建てを選択した際、土地と建物両方を購入することが一般的です。そして、土地を先に購入しなければいけません。

すでに土地を持っている、もしくは土地は全額自己資金で購入できる、という場合は別ですが、土地と建物をセットで住宅ローンを組むことになると、住宅ローンがおりるのは建物の引き渡し時になります。つまり、それまでの間発生する費用については自己資金から出さなければいけないのです。

住宅が完成するまでに支払わなければいけない費用としては、以下のものが挙げられます。 

  • 土地購入資金
  • 建築中代金の一部

ここで、土地と建物購入に関してローンを組むときに考えられる2つのパターンを挙げてみましょう。

  • 土地のローンと建物のローンを別々に組む
  • 土地・建物で1つのローンを組む

この2つのパターンについて、どのように住宅ローンを支払うことになるのか見ていきます。

パターン①土地のローンと建物のローンを別々に組む

まず、土地・建物で別々のローンを組む場合を見ていきます。

土地と建物でローンが別の場合、まず土地の購入申し込みをして、土地の売買契約を行います。そして引き渡しと同時に土地代金を支払います。ここからローンの返済が始まるのです。

2本立てでローンを組む場合、現在住んでいる家の家賃の支払いと、土地のローン返済をしなければいけないのです。

パターン②土地・建物で1つのローンを組む

土地の購入資金を建物と1つの住宅ローンにする場合、基本的には建物の引き渡しと同時に融資が実行、ローン返済がスタートします。しかしこれだと、やはり建物完成前に支払うべき土地の購入代金がローンで支払えません。

そこで、チェックしておきたいのが、つなぎ融資です。つなぎ融資は住宅ローンが実行されるまでの間、一時的に融資してもらえる制度です。

つなぎ融資が実行されている間は利息のみを支払い、本格的なローン返済は建物の引き渡し後になります。

注意したいのは、つなぎ融資は全ての住宅ローンで利用できるわけではないという点です。

基本的にネット銀行などでは、つなぎ融資の取り扱いがありません。

また、つなぎ融資は金利が高く、事務手数料などの諸費用も発生するので割高になるデメリットもあります。

結局、つなぎ融資を利用しても家賃に加えた支出が生じるということですね。

ある程度の資金は準備するようにしなければいけませんね。

最近では、つなぎ融資が利用できなくても、最近は色々な種類の住宅ローン商品が登場しています。

例えば、りそな銀行の住宅ローンは、土地先行購入でもそのタイミングで分割して住宅ローンを借り入れることができます。

常陽銀行なら、自宅の着工前に融資をしてくれるので、建物完成までの工事資金や土地購入代金についても可能なのです。

ローンの実行が土地購入のタイミングで実行されるもの、土地代金の分に関して分割でローンが実行されるもの、金融機関によって色々な種類の住宅ローンを取り扱っていますので、ぜひチェックしておきたいところです。

住宅ローンの返済開始は引き渡し後が基本!

住宅ローンは、家の契約時ではなく家の引き渡し後に返済が始まります。引き渡しのタイミング、そして住宅ローンの口座引き落としのタイミングによっては、家賃の支払いとローン返済が重なってしまう場合もあります。

口座引き落とし日の選び方によっては、初回返済日を1か月ほど遅らせることも可能です。引き渡し日、口座引き落とし日について確認しておくと良いでしょう。

また、土地と建物を購入する場合は建物の引き渡しまで基本的にローンが実行されません。つなぎ融資が可能な住宅ローンを選ぶ、もしくは分割融資や、建物完成前から融資可能な住宅ローンを選ぶようにしたいですね。