葬式・葬儀

葬儀全体の流れを丁寧に解説!費用と役割を知って後悔しないお別れを

日本では亡くなったら故人の魂を慰めるためにお葬式を行うのが基本です。

今回は意外と知らない「故人が亡くなってからどんな流れで葬儀などを行なっていくのか」や「葬儀費用はどのくらいかかるのか」を解説していきます。

ご自身やパートナーが喪主になる日が来るかもしれません。喪主はどのような役割なのか、どんなことをするのかも一緒に確認していきましょう。ぜひ最後まで読んで葬儀に関する知識を身につけてください。

葬式の流れとは?危篤から告別式までを説明

悲しいですが、故人が危篤状態になったら葬儀のことを考えなければいけません。流れを把握してスムーズに準備を進める必要があります。

医師から危篤状態と告げられたら準備しておかなければいけないことはありますか?
まずは親戚に連絡をしてすぐに病院へ来てもらいましょう。そのときには病院名と部屋の場所を伝えることを忘れないでくださいね!緊急の用件なので電話を使いましょう。

危篤の連絡

危篤状態とは今にも亡くなりそうな状態のため、親戚だけでなく仲良かった友人や菩提寺の僧侶に連絡をしておく必要もあります。

臨終に立ち会う場合、連絡した友人や親戚達を病室に集めます。亡くなる寸前にお別れの挨拶をするという意味が込められているので、危篤状態の人が会いたい人に連絡をするのが基本です。

最後まで独りで寂しい思いをさせないようにみんなで見守りましょう。連絡を受けた人は華美な格好は避け、落ち着いた色合いの格好で向かいましょう。

危篤の連絡を伝える人はすぐに連絡できるようにリストを作っておくと、万が一のときに速やかに対応できます。

危篤の連絡順位や例文については次の記事を参考にしてみてくださいね。

臨終・訃報

臨終を見届けたら、すぐに親族や知人に訃報を知らせなければなりません。どのような人に連絡すべきかや連絡手段については次の記事で例文付きでまとめています。

なお、病院からもらう「死亡診断書」は後から必要になってくるので大事に保管しておいてください。死亡届は7日以内に役所に提出しなければいけません。役所の窓口は24時間受付しています。

ご遺体は24時間火葬ができないので安置する必要があります。

亡くなったときには安置場所を探しておいてください。自宅で安置することもできますが、民間の安置所や葬儀社の安置所もあります。

遺体の安置場所で悩んだら「遺体安置はどこにする?葬儀までの期間・費用と選ぶときのポイント」の記事もチェックしてみてください。

葬儀社と葬式の打ち合わせ

ご遺体を安置してから、葬儀社と打ち合わせをしなければいけません。どんな葬式にするのか親族ともよく話し合って決めておきましょう。

ただし葬儀の日程ははやめに決めなければならないため、ゆっくり悩む時間がないのが現実。

葬儀には複数の種類があるので、故人が希望していた形式を選ぶのも良いですね。

そして葬儀社は場所によって金額が異なったり、対応の質も違います。選ぶときに判断するポイントは以下のとおりです。

葬儀屋(葬儀社)を選ぶポイント
  • 担当者の対応は良いか
  • 見積もりの内訳は細かく記載されているか
  • 高額な費用がかかっていないか

葬儀社の担当者は喪主とパートナーとなる存在です。精神的にも身体的にも負担のかかかる葬儀の準備だからこそ対応はとても大事になってきます。遺族の希望をきちんと聞いてくれる葬儀社を選びましょう。

葬儀社を選ぶときには複数の葬儀社に見積もりを頼んでください。

見積もりの内訳によくわからない項目がある場合は葬儀社に質問をして、どのような部分にお金が使われているのか確認しましょう。

見積もりをお願いする前に決めておかなければいけないことはありますか?
葬式の形式によって必要なものが変わってくるので、家族葬でやるのか一般葬でやるのかは親族とあらかじめ決めておく必要がありますね。

葬儀社も商売なので必要のないオプションを見積もりに含めていることもあります。

葬儀にかかる費用は高額なのでなるべく余計な費用を減らしたいものです。遺族は葬儀にかかる費用はどんなものがあるのか葬儀の基本を把握しておくことが大事です。

さらに詳しい内容は「葬儀社の選び方には要注意!良い葬儀会社を見極めて後悔しない葬儀を」の記事で紹介しています。

納棺

葬儀社との打ち合わせが終わり、親族が揃ったら納棺します。お通夜の少し前に行うのが基本であり、死化粧や死装束を着せてあげます。葬儀社によってはかつらをつけたり、髪を染めたりすることができるところも。

棺には故人が生前に愛用していたものや思い出の品を入れることができます。ただし、生きている人が写っている写真など入れることができないものもあるので注意しましょう。

お通夜

お通夜は故人のご冥福を祈る儀式であり、2時間ほど行います。

お通夜では参列者が全員着席してから、僧侶の入場後に読経をしてもらいます。もともとは夜通し故人のそばにいるのが基本でしたが、今では半通夜が一般的となりました。

お通夜のあとは、通夜ぶるまいという会食を行います。

葬儀・告別式

続いて葬儀・告別式で読経と焼香を行います。一般的な焼香の順は以下のとおりです。

  1. 喪主
  2. 故人の配偶者
  3. 喪主の家族
  4. 兄弟姉妹とその子供
  5. 喪主の配偶者の親
  6. 喪主の配偶者の兄弟姉妹

兄弟姉妹は家族単位でも可能ですが一般的には年齢順です。焼香の順番はあとからトラブルになることも多いので、しっかりと親族と話し合っておいたほうが良いでしょう。

葬儀(葬式)全体の費用と相場はどのくらい?項目ごとに解説

葬儀の全体の費用は以下の通りです。

直葬(火葬式) 約10万円〜40万円
一日葬 約30万円〜100万円
家族葬 約35万円〜100万円
一般葬 約35万円〜120万円

お葬式の形式によって費用の相場は異なり、規模が小さいほど費用が少なくなっていきます。ただし、香典で賄うこともできるので一般葬でも意外と費用がかからない場合もあります。

ちなみに葬儀にかかってくる費用には以下のような項目があります。

葬儀費用の代表的な内訳
寝台車 約12,000円
ドライアイス 約8,000円
お花 30,000円〜60,000円
遺影写真 約40,000円
礼状(50枚あたりの値段) 15,000円
通夜ぶるまい 約30,000円
約100,000円
お布施 5,000円〜10,000円
戒名 300,000円〜800,000円
香典返し 香典の三分の一から半分程度

香典返しは1,500円から5,000円ほどのものを用意しておくと良いでしょう。高額な香典をいただいた場合は、後日お返しを渡すのが良いです。

戒名料は宗派やランクによって異なるので金額に差があります。一部の宗派でのランクごとの戒名料は以下のとおりです。

信士・信女 居士・大姉 院信士・院信女 院居士・院大姉
浄土宗 30~40万円 50~60万円 70万円~
真言宗・天台宗 30~50万円 50~70万円 80万円~ 100万円~
日蓮宗 30~50万円 100万円~
浄土真宗 20万円~
(釋・釋尼)
50万円~
(院釋・院釋尼)

戒名料は先祖代々お世話になっている菩提寺につけてもらうのが一般的ですが、遠方にある場合は菩提寺に紹介してもらって近くのお寺に戒名を授けてもらうという方法もあります。遠くて難しいなどの理由があるときには、菩提寺に相談してみると良いでしょう。

お布施は僧侶が会食に出席しない場合には御膳料も含めます。

御膳料はいくら包むのが一般的でしょうか?
1食分となるので5,000円〜10,000円が相場となります。

葬儀のときに喪主が行わなければいけないこと

喪主は医師から危篤を告げられたら、まずは関係者に連絡をしなければいけません。その後もやらなければいけないことがたくさんあるので身体的にも精神的にも疲れてしまうので周りの人は協力するように心がけましょう。

故人の最後のお見送りとなるのでしっかりと準備をする必要があります。家族や身内と密に連携をとって負担を軽減させましょう。

喪主は基本的に故人が生前お世話になった人々に感謝の気持ちを伝えることが多くなります。お通夜の受付時や儀式の時に喪主の挨拶をすることになるのであらかじめ挨拶文を考えておきましょう。

また、お世話になった病院や施設にも看護や介護をしてもらったことに対して挨拶をしておきましょう。

基本的に葬儀の日程を決めたり、連絡をするのは喪主の仕事になります。故人の配偶者が高齢の場合は故人の子供が喪主を務めることも可能です。

はじめての葬儀をスムーズに進めるために

亡くなって気を落としているところに、はじめての葬儀は不安でいっぱいになるかと思いますが危篤状態からやることがたくさんあります。気持ちが沈んで負担がかかりますが、葬儀の基本を身につけてスムーズに進めましょう。

まずはどんな費用がかかるのか、どのように葬儀が進められていくのかを把握しておくと良いでしょう。他の記事でも、葬儀が初めての人でもわかりやすく丁寧に解説しているので参考にしてみてください。

お葬式を主に取り仕切るのは喪主ですが、遺族たちで役割分担をしながら進めていくとスムーズに式を終えられるでしょう。

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