副業の始め方

副業で翻訳の仕事をはじめよう!在宅ワークの探し方と案件の種類

英語などに興味がある方は、副業として翻訳の仕事をしてみたいと考えることでしょう。

翻訳といえば専門性と難易度が高い仕事の1つで、副業として始めるためには一定の翻訳スキルが必要とされます。

また、翻訳の仕事には様々な種類があり、それぞれ必要とされる知識や取り扱っている分野が異なるのです。

そんな専門性の高い翻訳で副業を始めたいあなたに向けて、業務内容や翻訳サービスについてご紹介します。

英語や中国語を副業に活かしたい方は、是非参考にしてみてください。

翻訳には種類があり業務内容が異なる

翻訳の仕事は、単に英語を日本語に直す仕事だけではありません。

副業としても始められる翻訳の仕事は、種類がありますから事前に把握しておく必要があります。

未経験の場合は、特に業務内容を1度確認してみましょう。

それでは主な翻訳の業務内容をご紹介します。

仕事内容
実務翻訳 ・ビジネス文書(契約書・メール)の翻訳や返信代行など
・産業翻訳やビジネス翻訳とも呼ばれている
出版翻訳 ・海外で出版されている書籍を日本語に翻訳する仕事
・原文の表現を崩さず、かつ読者に分かりやすい翻訳が求められる
映像翻訳 ・海外の映画やアニメなどに字幕を付ける字幕翻訳や、翻訳した台本を製作する吹替翻訳が主な仕事
・限られた文字数で正確・表現力のある言葉に翻訳しなければならない
・配給会社などに所属しているケースが多い

翻訳の仕事は医療関係から金融まで幅広い

次に具体的な翻訳分野や需要のある言語などについて解説していきましょう。

様々な業種や文書を翻訳する実務翻訳や、映像翻訳など仕事内容は多岐に渡っているためので、興味のある翻訳分野を選ぶのがおすすめです。

以下に主な翻訳分野を挙げます。

  • 医療
  • IT
  • 金融
  • 法務
  • 工業
  • 特許文書
  • 学術論文
  • 製品カタログ
  • マニュアル
  • 映像
  • 文芸作品

学術論文や特許に関する翻訳など正確性が求められる分野から、文芸作品など表現力を伝える力が必要なケースもあり、それぞれ求められるスキルが異なります。

また、金融や医療分野など業種も幅広いため、得意な専門分野がある方はそちらを軸に副業として始めるのもおすすめです。
 

市場の大きい実務翻訳は英語のメール文翻訳など様々

3つの翻訳業務のうち、市場が大きい実務翻訳は文書の翻訳だけではありません。副業やフリーランスとして応募が可能な仕事を紹介していきましょう。

在宅でできる翻訳の仕事
  • 製品説明書の翻訳
  • 英語のメール文を翻訳
  • 英語のメール文の返信代行
  • 文書の英日翻訳や日英翻訳
  • 海外サイトやブログコンテンツの翻訳
対面で翻訳スキルが活かせる仕事
  • 英語などで電話代行
  • 英語のオンライン講師
  • 外国人観光客へ向けた観光案内
  • 家庭教師

他にも翻訳スキルと別のビジネスを組み合わせた仕事もあります。

別のビジネスとは、例えば翻訳に関する電子書籍を出版したりnoteで講座を開いたり、海外向けにECサイト構築する仕事です。

翻訳の相場は?文書の翻訳の場合、文字単価で設定されることが多い

実務翻訳を副業として始める場合、気になるのが収入の相場ですよね。

翻訳の相場は、実績や経験によって変わります。

本業で翻訳の業務経験がある場合や、実績がある方は文字単価20円から30円を相場としていることが多いです。

ちなみに日本翻訳連盟で公開されている相場では、以下のような単価設定となっています。

  • 金融の英日翻訳:30円
  • 医療関係の英日翻訳:35円
  • 特許関係:26円

ただし、未経験で翻訳の仕事を始める場合は、文字単価が低い傾向のため、一般的な相場より低いと最初から割り切って受注するのが継続のコツです。

映像翻訳や出版翻訳は収入に関する相場はどの程度なのかしら?
大まかな相場だと映像翻訳は1分辺りの計算で1000円~6000円の範囲、出版翻訳の場合は印税方式が多いです。

副業で翻訳の仕事をスタートしよう!案件が探せるサービスを紹介

副業として在宅で翻訳の仕事を始める場合は、翻訳専門サービスやクラウドソーシングを利用してみてはいかがでしょうか。

企業に直接営業してみるのもありですが、未経験者や忙しい方にとっては難しいところです。

対して翻訳の仕事を募集しているウェブサービスは、在宅で翻訳の仕事が受けられるため、始めやすく続けやすいといえます。

それでは、在宅副業としてできる主な翻訳サービスをご紹介します。

翻訳専門サービス1:Gengo

翻訳専門サービスのGengoは、英語や中国語に限らず多数の言語を翻訳する仕事があります。

また、報酬はドル換算となっていますので、最初のうちは日本円の換算に戸惑うかもしれません。ちなみに英日翻訳の場合は1文字単価約0.03$~0.08$が相場です。

各案件の概要欄には、翻訳レベルや言語ペア、文字数などが表示されているため、自分のスキルに合った翻訳を始めることができます。

しかしGengoで翻訳の仕事を行うには、独自のトライアルテストを受けて、合格しなければいけません。

翻訳専門サービス2:Conyac

Conyacも翻訳専門サービスの1つで、Gengoのように実務翻訳に関する案件を受注できるサービスです。

言語は英語や中国語、東南アジアの言語など18ヵ国語の言語ペアを用意しています。

Gengoとの違いは、ゲームアプリなど実務翻訳以外の案件も幅広く取り扱っている点といえます。

報酬はスキルアップテストに合格することで、単価が上がるシステムです。そのため多くの副収入が欲しい場合は、スキルアップテストに合格する必要があります。

翻訳専門サービス3:Amelia

Ameliaとは翻訳専門サービスの1つで、在宅でできる翻訳から企業に常駐して作業する方式など様々な案件を取り扱ってるのが特徴。

GengoやConyacとの違いは、担当者と面談や電話にてスキルに関する相談ができる点や、出版翻訳や映像翻訳の仕事も募集している点でしょう。

特にカウンセリングサービスは、未経験者にとって心強いサービスといえるのではないでしょうか。

スキルアップや翻訳に関する仕事について、疑問点を解消しやすい環境も魅力的です。

報酬は他のサービスと同様に、スキルアップ制度を導入していまして、テストに合格することで単価が上がるシステムとなっています。

翻訳専門サービス4:YAQS

YAQSも翻訳専門サービスの1つで、GengoやConyacと似たシステムです。

こちらも登録後にテストを受ける必要があり、合格者のみ翻訳の仕事を始められます。

報酬は文字単価となっていまして、テストの結果に応じて単価が変わります。公式サイトに記載されている情報では、最も高い文字単価で9円です。

主に英語や中国語、韓国語などの翻訳が多いといえます。また、翻訳した文章は校正者によるチェックを受けないので、納品前のチェックを入念に行うのが評価を上げるポイントです。

海外関連のクラウドソーシングサービス:Workshift

Workshiftは翻訳も含む海外に関連した案件を募集しているクラウドソーシングサービスです。

内容は翻訳をはじめテキスト作成やデザインなど、クラウドソーシングやランサーズのような総合サービスといえます。

海外に出張・営業活動する仕事や、在宅副業としてできる英日翻訳などの仕事もあるため、これまでにないグローバルな案件が特徴的でしょう。

また、翻訳関係の仕事は、英語や中国、ドイツ語や韓国語など10以上の言語ペアが用意されていますので、英語以外の翻訳を始めたい方にもおすすめといえます。

翻訳の案件は実務翻訳が中心で、ウェブサイトの文章翻訳や説明書の翻訳などです。

クラウドソーシングサービス:クラウドワークス

あれ?クラウドワークスって有名なクラウドソーシングサービスのことっすよね?
ええ、そうです。クラウドワークスでは翻訳に関する仕事も募集しているんですよ。

報酬体系は翻訳専門サービスと同様に文字単価で設定している場合と、1件ごとに設定する2パターンです。

また未経験者向けの英語翻訳もあるので、在宅副業として翻訳を始めやすいメリットがあります。

一方で単価の低い案件もあるため、経験者などは翻訳専門サービスより稼ぎにくいと感じる可能性はあるでしょう。

案件の傾向としては、実務翻訳や翻訳文の修正などが多いです。

クラウドソーシングサービス:ランサーズ

ランサーズもクラウドワークスと同じく、国内大手のクラウドソーシングサービスです。ライティングやプログラミング、そして翻訳の仕事も募集しています。

単価についても、クラウドワークスと同じく未経験者向けの案件は低めですが、経験者は単価数10円など比較的高単価案件も受注可能です。

翻訳の案件を受けるために、資格で実力をアピールしよう

翻訳の仕事へ応募する前に、プロフィールにいままでの経歴や資格を入力しておくのがおすすめ。

英語力や翻訳能力、専門用語に関する知識をアピールしましょう。

以下に副業や専業でも翻訳に役立つ資格をまとめました。

  • JTA公認翻訳専門職
  • TOEIC

JTA公認翻訳専門職とは、社団法人日本翻訳協会が実施している民間資格で、英語と中国語の2言語から選び試験を受けるシステムです。

主に医療やIT、金融関係の翻訳に関して出題するため、実務翻訳を始めたい方は試験を受けるメリットがあります。

続いてTOEICはビジネスや日常会話など、実践レベルの英語を身に付けるために役立つ民間資格です。

最近では、企業内でも必要とされる資格になりつつあり、昇進・昇給に関係する場合もあるため、翻訳以外でも役立つといえます。

翻訳の仕事へ応募する前にトライアルテストを確認しておく

翻訳専門サービスの多くはトライアルテストを設けており、合格しなければ登録・仕事を始めることができないシステムになっているのです。

例えばGengoではトランスレーターテストという名称でテストを設けています。

テストは2ステップです。

  1. 言語ペアを選択する
  2. 選択形式のテスト開始

言語ペアとは英日や中日などのことで、得意な言語ペアを選ぶのがおすすめ。

問題に対する回答が複数用意されているので、正解と考えられる回答を選択する方式です。

ちなみに問題数は5問で4問以上正解すると合格となり、サービスを利用出来るようになります。

副業として翻訳の仕事をするには日々勉強が必要!

在宅副業を考えている方で、翻訳の仕事を検討している場合は現時点の翻訳スキルを整理するところから始めてみましょう。

なぜなら業務経験のある方はスムーズに始められますが、未経験の場合は文章の翻訳だけでなく、基本的な外国語の知識についても技術が不足しているからです。

翻訳専門サービスはトライアルテストを設けていることが多いため、未経験には厳しい環境といえます。もちろん経験者も日々の勉強が不可欠です。

そのため翻訳の仕事をする前に、翻訳関係の資格取得や基礎勉強を進めることがおすすめなのです。

基礎知識を身に付けたら大手クラウドソーシングサービスで、未経験者向けの翻訳に取り組み、実績を積むことを始めます。

ハードルが高い側面もありますが、地道に知識を身に付ければ月数万円以上の副収入も可能ですよ。