定年退職・退職金

定年退職のメッセージ文例10選!上司・先生・父母へのお祝いの言葉

「定年退職される方へのメッセージ、どのように書けばいいのかわからない」と、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

筆者も定年退職される方へのメッセージを書く際、硬い文章にすべきなのか柔らかい文章にすべきなのか、どのような内容を書くべきなのか悩んだ経験があります。

定年退職される方へメッセージを書く際のポイントは、正しいマナーを用いて感謝や敬意の気持ちを伝えること。

具体的なエピソードも交えたメッセージを書けばより想いが伝わりやすくなります。

退職する方の属性(パターン)別にメッセージの文例を紹介します。この記事を参考にメッセージを考えてみてくださいね。

職場の人が定年退職される場合のメッセージ例

定年退職者への挨拶としてメッセージを送る場合は、失礼にあたらないよう、正しい敬語を使う必要があります。

ただし退職される方との関係性によって、しっかりとした敬語を使うのか、少しくだけた文章にするのかは変わるもの。定年退職される人との関係別にメッセージの文例を紹介していきます。

親しい方の場合
○○さん、長い間お疲れ様でした。
私が悩んでいることに気付きアドバイスをくれたこと、成功したとき自分のことのように喜んでくれたことがまるで昨日のことのようです。
○○さんのこれからの人生が素晴らしいものとなりますように。

親しい方の場合はたとえ上司であっても、普段会話するような口調でメッセージを書いたとしても失礼にはあたりません。むしろ親しみが感じられ日頃の感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。

丁寧なメッセージにしたい場合
長きにわたり会社の発展にご尽力いただきありがとうございました。
○○さんにご指導賜ったことや○○さんの仕事に対する姿勢は、現在の私の大切な糧となっております。
益々のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

より丁寧なメッセージを送りたい場合は、言葉のひとつひとつにまで気を配りましょう。

「ご尽力」ってどんな意味でしたっけ?職場でよく聞くような・・・。
よく聞いているにも関わらず忘れるなんて・・・。「ご尽力」とは「力を尽くして助けてもらう」ということ。似たような言葉にお力添えという言葉もありますよ。
目上の人に「ご尽力いただき」と書くのは失礼にはならないんですか?後輩にそんなことを言われたくないというようにならないんですかね?
「ご尽力いただき」という言葉は、尽力という単語に「ご」という尊敬語と「いただき」という謙譲語がついた、とても丁寧な言葉です。助けていただいたという文章をとても丁寧にした言い回しなので、失礼にはなりませんよ。
あまり関わりがなかった方の場合
〇〇さんには長い間、大変お世話になりました。
〇〇さんと同じ会社で働けたことを嬉しく思っています。
これからもお元気で、ご活躍されることをお祈り申し上げます。

あまり関わりがなかった方の場合は、書く内容に困るかもしれません。そのような場合は、誰にでも使うことができそうな文章でも大丈夫です。

また、他の人から聞いたエピソードなどを交えてもいいでしょう。

定年退職後もそのまま会社に残る方の場合
ご定年おめでとうございます。
〇〇さんには、公私ともに大変お世話になりました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

再雇用などで定年退職後も会社に残る方の場合は、今後も一緒に働くことになるでしょう。定年退職のお祝いの言葉を書いたうえで、今後もお世話になる旨のメッセージを書きましょう。

「ご指導ご鞭撻」という言葉もよく聞きますよね。ご指導はわかるんですけど、ご鞭撻ってどういう意味なんですか?そもそもなんて読むのかがいまいちわかりません・・・。
「ごべんたつ」と読みますよ!覚えておきましょうね。ご鞭撻とは、強く励ますこと。ご指導と合わせて使われることが多い言葉です。「何かあった際には指導や励ましをよろしくお願いします」という意味で、結婚式のあいさつなどでもよく使われる言葉ですよ。

メッセージを書く場合のポイントは?

職場の人へのメッセージを書く際のポイントは以下の2点。

  • 具体的なエピソードを入れる
  • 定年退職される方の仕事に対する姿勢や名言などを入れる

メッセージは色紙に寄せ書きすることも多いですね。その際には、周りとメッセージの内容が被らないようにする必要があります。

自分のメッセージに独自性を出すには、定年退職される方と自分とのエピソードを入れるのが最も効果的。

仕事において助けてもらった、相談に乗ってもらったなどのエピソードをメッセージに織り込みましょう。

定年退職される方の仕事に対する姿勢や名言について書くのもおすすめです。

会社の上司がいつもオレに「馬耳東風」って言うんですよね。「お前はいつも馬耳東風だ」と。上司へのメッセージに馬耳東風って書こうかな。
・・・。馬耳東風とは、他人のアドバイスなどを全く聞かないという意味ですよ!言われて響いた名言を書くのはおすすめですが、馬耳東風はやめておいたほうがいいでしょうね。

家族が定年退職する場合のメッセージ例

親などの家族が定年退職する場合のメッセージにおいては、エピソードを交えつつ素直に感謝の気持ちを伝えるのが大切です。

実の父母だけでなく、義理の父母が定年退職する場合の文例も紹介します。

実の父に送るメッセージの場合
お父さん、本当に長い間お疲れさまでした。
仕事がいくら忙しくても愚痴を言わず、家庭では常に明るかったお父さんを尊敬しています。
本当にありがとう。
これからは第二の人生を謳歌してね。

実の父へのメッセージでは、小さなころの思い出などを交えつつ感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。父の尊敬する部分などを書くのもいいでしょう。

義理の父に送るメッセージの場合
お父さん、定年退職おめでとうございます。
仕事に熱心に取り組んでいらっしゃる姿、夫婦ともども尊敬しながら見ていました。
これからは趣味を楽しむ時間もできますね。
ほんの心ばかりですが、私達夫婦からテニスラケットを贈ります。
お母さんと一緒にテニスを楽しんでください。
本当にお疲れさまでした。

定年退職のプレゼントに添えるメッセージカードとする場合には、プレゼントの品についての文章を入れておくといいでしょう。

義理のお父さんの場合にも、お義父さんではなく「お父さん」と書くのでしょうか?
メッセージでお義父さんと書くとよそよそしいメッセージになってしまいます。メッセージに書く場合は、「お父さん」と親しみを込めて書くといいですよ。ただし、メッセージは敬語で書きましょう。
実の母に送るメッセージの場合
お母さん、定年退職おめでとう。
長い間、仕事と家事の両立をし続けてくれたお母さんには本当に感謝しています。
忙しいときでも欠かさず毎朝お弁当を作ってくれていたこと、本当に嬉しかったよ。
これからは自分の時間を楽しんでね。

実の母親には、尊敬している部分など普段なかなか伝えられない気持ちをメッセージに込めてみましょう。子どもの頃にしてもらっていたエピソードなどを書くのもおすすめです。

義理の母に送るメッセージの場合
お母さん、長い間お疲れさまでした。
仕事に家庭にと忙しく働いてこられたお母さんを本当に尊敬しています。
ささやかではありますが、○○さんと私でプレゼントを用意しました。
気に入っていただけると嬉しいです。
また、孫の○○を連れて帰ります。
お会いできるのを楽しみにしていますね。

義理のお母さんの場合も、お義母さんではなく親しみを込めてお母さんと書くのがおすすめです。

結婚している人が父や母にプレゼントを贈る際は、「夫婦から」または「○○さんと私で」などと誰から送ったのかきちんと書いておいたほうがいいのでしょうか?
二人で選んで贈ったということを書いておけば、夫婦仲良くしていることのアピールにもなるうえ、夫や妻の顔を立てることができるのでおすすめですよ。

家族に喜んでもらう3つのポイント

家族へのメッセージで喜んでもらうポイントは以下の3点。

  • 労いの言葉を入れる
  • 感謝の気持ちを入れる
  • 今後の人生について入れる

自分も働くようになると、親が当たり前のように働いてくれていたことがどれほど大変なことだったか、わかるようになっているはず。

そのような気持ちをメッセージに込めるといいでしょう。

恩師が定年退職する場合のメッセージ例

お世話になった恩師の場合、卒業して以来会っていない場合も多いでしょう。

学生時代のエピソードや恩師の退職後の新しい人生へのメッセージを中心に書くのがおすすめです。

○○先生、定年退職を迎えられたとのこと、誠におめでとうございます。
受験の際に先生に言われた「○○」という言葉は、今でも心に残っています。
いつまでもお元気にお過ごしください。
○○先生、長い間お疲れさまでした。
進路に迷っていた私の相談に乗っていただいたおかげで、今は○○の仕事に就き、充実した生活を送ることができています。
先生には感謝してもしきれません。
○○先生のご健康とさらなるご活躍をお祈り申し上げます。

先生が定年退職される際には、色紙に寄せ書きする場合も多いでしょう。色を使う、イラストを描くというのもおすすめです。

メッセージが短すぎて色紙のスペースが余ってしまうことがあるんですよね。スペースが空いていると、よくない気がして。
そうですね、スペースが空くのはあまりよいことではありませんよね。そのような場合にはちょっとしたイラストを描いたり、写真やシールを貼ったりするのもおすすめですよ。色紙が華やかになります。

メッセージを書くときは、第二の人生を祝うような気持ちで

卒業して以来会っていない恩師の場合、定年退職後にどのような人生を送られるのか知らずにメッセージを書くことになることも多いもの。

定年退職後にゆっくりする人ばかりではありません。

新しい第二の人生を祝うような気持ちでメッセージを書くのがおすすめです。

マナー違反に気を付けて!メッセージを書くときの3つの注意点

定年退職される方へメッセージを書く場合に注意しなければならないポイントは以下の3点。

  • 「ご苦労様でした」という言葉は使わない
  • 忌み言葉を使わない
  • 失礼にあたる内容は書かない

「ご苦労様でした」という言葉は目上の人にはNG!

「ご苦労様でした」という言葉は、目上の人には使ってはいけない失礼な言葉です。

そのため、定年退職される方へのメッセージには「ご苦労様でした」という言葉は使わず、「お疲れさまでした」という言葉を使いましょう。

以前間違えて上司に「ご苦労様でした」と言ってしまったとき、すごく怒られました・・・。
それは怒られてしまいますね。ビジネスにおいては、正しい言葉遣いをするのは大切なことです。

忌み言葉は使わない!

定年退職される方にメッセージを書く場合、忌み言葉は使わないようにしましょう。

忌み言葉とは

死や病気を連想させるような言葉のこと。

忌み言葉の代表的な例
  • 死(四)
  • 枯れる
  • 苦(九)
  • 倒れる
  • 曲がる
  • 折れる
  • 切れる
  • 重い

これらの言葉はお祝いのメッセージにはふさわしくありません。使わないようにしましょう。

定年退職される方に対して失礼にあたる内容は書かない!

定年退職される方へのメッセージは、お祝いのメッセージ。失礼にあたる内容のメッセージは書かないようにしましょう。

メッセージに笑いを入れようと、定年退職される方が昔してしまった失敗を書いてしまう人もいます。

書いた本人は笑えるメッセージだと思い書くのかもしれません。ですが、本人にとっては昔のこととはいえ、失敗は失敗です。嫌なことを思い出させるようなメッセージを書いてはいけません。

また、家族に見せられないような内容のメッセージも書かないようにしましょう。メッセージが原因でケンカになっては大変です。

メッセージを書くときに大事なのは、「相手を思いやる気持ち」ですね!
素晴らしい!その通りです!相手を思いやる気持ちがあれば、失礼にあたる内容を書くことはありませんよね。相手に喜んでもらえるような文章を書きましょう。

定年退職者へのメッセージでは感謝の気持ちを伝えるのが大切!

定年退職者との関係ごとに文例を紹介してきましたが、この記事で紹介した文章は一例に過ぎません。

メッセージを書くうえで最も大切なことは、感謝の気持ちを思いやりの気持ちを持って伝えること。敬語など最低限のマナーは守ったうえで、相手が嬉しく思ってくれるようなメッセージを書くことが大切です。

相手とのエピソードを入れると、独自性の高いメッセージとなります。相手の顔を思い浮かべながらエピソードを思い出し、メッセージの中に取り入れていきましょうね。