定年退職・退職金

定年退職日っていつ?主な3パターンの紹介と誕生日にまつわる注意点

終身雇用制度や社会保障制度に関して不安を感じる方も多い昨今ですが、定年退職は会社勤めの方にとって、必ず訪れる出来事の1つです。

しかし定年退職日がいつなのか、明確に理解している方は少ないでしょう。

また定年退職月や退職日とは、いつに設定されいてるものなのか意外と分かりにくい所でもあります。

今回は定年退職の退職日がいつなのか、そして誕生日との関係についてもお伝えしていきます。

先のことではありますが、この機会に定年退職の日付や月の決め方について確認してみてください。

定年退職日は企業の就業規則ごとに異なる!主な4パターンを紹介

会社員の定年退職の退職日は、各企業の就業規則によって異なります。

ですから、まずは就業規則の確認を行いましょう。

会社員は就業規則によって、退職日が異なることは分かったけど、公務員の場合はどうなるの?
公務員の定年退職日は、原則定年を迎えた日以降に迎える3月31日と定められています。

それでは定年退職の退職日を、パターンごとにご紹介していきます。就業規則を確認した上で、各退職日の意味について理解しておきましょう。

今回は60歳を定年年齢として、定年退職日を解説します。

(1)60歳の誕生日を迎えた月の末日を退職日とする

定年退職の退職日がいつか分かりにくいパターンもありますが、こちらの方法は分かりやすいといえるでしょう。

自身が60歳の誕生日を迎える月の末日を、退職日とするパターンです。事業者としては、こちらの設定にすることで、同月に複数の定年退職者がいてもまとめて事務手続きを行えるメリットがあります。

労働者側としては、退職日の日付が分かりやすいため、比較的退職準備しやすいです。

(2)60歳の誕生日を退職日とする

こちらの方法も退職日が分かりやすいパターンといえます。

自身が60歳の誕生日を迎える日を、定年退職日とするパターンだからです。しかし、注意点が1つあります。

法律では、誕生日を迎えた日の前日を退職日としているため、8月2日が誕生日の方は8月1日が退職日です。

ルールとしては分かりやすいですが、退職日と誕生日の関係性を前日と定められている点が勘違いしやすいでしょう。

(3)60歳の誕生日以降に迎える最初の3月31日付を退職日とする

このパターンは、一見しますと分かりにくい退職日の設定方法です。

従って、以下に事例を交えながら解説します。

  1. 誕生日が5月15日として、2018年5月15日で60歳とする。
  2. 2018年5月15日を迎えて、60歳になったら次の3月31日付で退職となる。
  3. 2019年3月31日付けで退職。

このように自身の誕生日を基準として、次の3月31日付で退職日となるように定められているのが、このパターンです。

こちらは、新卒採用者の多い大手企業で採用されやすい傾向です。

(4)60歳の誕生日を迎える月の給料計算日を退職日とする

60歳の誕生日を迎える月を、退職日とするパターンは他にもあります。

それが、誕生日月の給料計算締め日を退職日とするパターンです。

会社側のメリットは、賃金を1人1人の誕生日に合わせて、日割り計算し直す必要がないため手間が省けます。

労働者側は、誕生日によって退職月の賃金計算に差が生じないため、不公平になりにくいメリットが考えられます。

年度替わりの4月1日を誕生日としている人は、定年退職日についてどのように定められているんでしょうか?
4月1日生まれの方の場合は、定年退職日について疑問に感じるところが多いでしょう。しかし、この場合も会社によって就業規則が異なるため、単純に3月31日を退職日とする場合や別の方法とするケースもあります。

定年退職関係でよく見かける満60歳とは法律で定められた数え方

定年退職日を調べていますと満60歳という言葉について、意味がよく分からないと感じている場合があるでしょう。

それでは退職日を把握する上でも覚えておくべき、満60歳について事例を交えながら解説していきます。

満60歳とは、法律で定められた年齢の数え方に沿ったものです。

例えば、5月2日を誕生日としまして、通常は60歳の誕生日を5月2日と数えていきます。

しかし法律で満60歳とは、前日の午後12時をもって1歳足すように定めています。

従って5月2日の前日である5月1日を誕生日とするため、退職日も同様に前日を基準に考えられています。

定年退職の退職日がいつかは就業規則を確認する

会社勤めの方は、定年退職時の退職金や年金制度など、そちらを意識することが多いでしょう。しかし、定年退職日についても確認しておくことが大切です。

また定年退職日のパターンは、複数の決め方があるため就業規則を確認することから始めましょう。例えば、誕生日を退職日とする場合や、誕生日を迎えた月の末日など様々な方法があります。

ですから就業規則の確認と同時に、どのような退職日の設定があるか調べることも必要といえます。

定年退職日がいつか気になった方もそうでない方も、この機会に自社の就業規則を確認してみるのがいいでしょう。