副業でデザインの仕事をするには?業務の種類や案件の探し方のコツ
デザインの仕事といっても、WEBデザインやグラフィックデザイン、DTP(印刷物)デザインなど、さまざまな種類があります。もし「副業」としてデザインの仕事をはじめるなら、一体どのような仕事があるのでしょうか?
デザインの仕事の探し方や選び方、副業をしてお金を稼ぐにはどのような手段が有効なのかなど、気になるデザインの副業について詳しくご紹介します。どのような形でご自身のスキルが活かせるのか、時代とともに変わりゆくデザインの仕事に注目してみてくださいね。
デザインといっても仕事はさまざま!どんな種類の副業がある?
1.ウェブデザイン
ウェブサイトのデザインをする仕事です。ウェブサイトの構成やレイアウト、デザインをトータルで考え、クライアントから依頼されたイメージを忠実にウェブ上で再現します。
2.コーディング
コーディングとは、ウェブサイトのデザインをプログラミング言語に落とし込む作業のことです。HTML、CSS、JavaScriptを利用して、コンピューターに指示を出し、イメージ通りのデザインをWEBサイト上に完成させます。
3.ロゴデザイン
企業やブランドのシンボルとなるロゴのデザインを作成することです。組織名や商品名の文字を使用したものや、象徴するマークだけのものがあり、一目でその企業やブランドの認知ができるデザインを提案します。
4.グラフィックデザイン
グラフィックデザインとは、ポスターや看板、商品パッケージのデザインすることです。商業物であれば、クライアントの意向に沿って訴求したいメッセージを視覚的に表現します。
5.DTPデザイン(印刷物)
DTPとはDeskTop Publishing(デスクトップパブリッシング)の略称で、パソコンで作成したデータで印刷物を製作することです。文字やイラスト、写真を用いてパソコンソフトでデザインを完成させます。
デザインの仕事で副業するならクラウドソーシングサービスを利用しよう
デザインの仕事を探すにあたり、WEB上で仕事をしたい人と仕事を依頼したい人がマッチングできるクラウドソーシングサービスを利用することが有効です。
現在では、クラウドワークスとランサーズの大手2社が業界を牽引しています。
各クラウドソーシングサービスでは幅広いジャンルの仕事が募集されていますが、デザインの分野においてはどのようなカテゴリがあるのでしょうか。クラウドワークス、ランサーズそれぞれのカテゴリを見てみましょう。
- ロゴ・バナー・イラスト
- 印刷物・DTPデザイン
- キャラクター・アイコン・アニメ
- こ地図・看板・インフォグラフィック
- POP・メニュー・シール
- CD・本
- プロダクトデザイン
- ロゴ・イラスト・キャラクター
- ロゴ作成・デザイン
- イラスト制作
- ゲーム・カードイラスト制作
- キャラクターデザイン・制作・募集
- LINEスタンプ作成
- 印刷物・DTP・その他
どちらのサービスも幅広いジャンルの仕事を探すことができ、特にデザイン関係であればWEBデザインやロゴ・バナーの作成、印刷物や画像加工などの仕事があります。案件の種類や数はさまざまであり、タイミングによって出会える案件は異なります。
クラウドソーシングサービスでは、仕事を依頼したい人が案件に該当する人を募集し、仕事をしたい人が応募をして、両者が同意した条件のもと仕事の依頼・受託ができます。
仕事が完了すると、依頼者からワーカーへ報酬が支払われ、一定の手数料がクラウドソーシングサービス側で差し引かれます(手数料は売り上げ金額により異なる)。
クラウドソーシングサービスであれば、自分の仕事がしたいときにだけ仕事に応募し、場所や時間にとらわれず好きなタイミングで仕事ができるので、在宅ワークや副業にも最適です。
デザインの仕事で手軽に副業を始めるにあたり、クラウドソーシングサービスはとても有効な手段といえます。
クラウドワークス、ランサーズともに登録方法や利用方法について詳しく記事にて解説していますので、こちらもあわせて参考にしてみてくださいね。
SNSを有効活用!オリジナルデザインのファンをつくって集客しよう
オリジナルグッズを制作できるサービス
最近では、オリジナルのデザインや画像を送るだけで簡単にグッズを作ることのできるサービスが展開されています。
- SUZURI
- pixivFACTORY
各サービスでは、送ったデザインのキーホルダーやTシャツ、マグカップやスマホケースなど多様なグッズを1つから制作することができます。
さらに制作したグッズはそのままサイト上で簡単に出品することが可能です。
インターネット上であれば、店舗を持たずとも手軽にオリジナルデザイングッズを販売することができます。
SNSで情報発信して集客&ファンづくり
オリジナルデザイングッズや、自分のデザインした作品があれば、twitterやInstagramなどのSNSで上手に情報発信をして、多くの人の目に触れる工夫をしましょう。
自分のスキルやデザインを拡散することで、仕事の依頼や、オリジナルグッズの購買を促すきっかけとなります。
さらにSNSはユーザー同士でコミュニケーションがとれるため、自分のデザインを支持するファンとの交流の場にもなります。ファンを介したSNS拡散も期待できるため、デザインの認知度を上げることにもつながります。
大規模なデザインコンペに応募して賞金ゲットを目指す道も
さまざまな企業や組織では、テーマに沿ったデザインを公募するデザインコンペを開催することがあります。応募条件や募集内容はコンペによって大きくことなり、ポスターのデザインやロゴデザインなど、常時多様な作品の募集がおこなわれています。
コンペの情報サイトから現在おこなわれているコンペを探したり、応募したりすることができます。
コンペの場合、多数の応募者の中から厳選して選ばれ、その賞金や賞品は高額なケースが多いです。
逆に賞に選ばれなければ、作品づくりにかかった時間や労力がお金に変わることはありません。大規模なコンペもありますが、クラウドソーシングサービスの中にも「コンペ方式」として、複数の作品を募集した中から優秀な作品を選んで報酬を与えるケースがあります。
コンペ方式は難易度が高いこともあり、ある程度経験や実績を積んでいた方が選出される可能性が高いと考えられています。
特技や趣味を活かしてお小遣い稼ぎ!デザインの仕事で副業も夢じゃない
小さな案件でも少しずつデザインの仕事で実績を増やしていけば、大きなコンペで入賞することもできるかもしれません。
SNSやスマホアプリを上手に活用し、自らデザインの仕事を発信することで、会社の枠にとらわれない自由な副業ができるでしょう。
得意分野を活かして、ぜひデザインの仕事で副業にチャレンジしてみてくださいね。