株式投資の勉強

デイトレードを徹底解説!スイングトレードとの違いと投資テクニック

これから株式投資を始めるにあたり、どのような方針で投資をするのかを事前に決めておく必要があります。

株式投資の手法といってもそれぞれで、人によってやり方が異なるものです。ただ、できるだけ短い期間で収益をあげようと思うのであれば、デイトレードがオススメです。

1日で取引が完結するデイトレードならば、取引を始めて早々に利益を得ることができるでしょう。

ただデイトレードをする場合、常にチャートをチェックしないといけなくなるため、仕事がある方には向いていません。仕事の合間にチャートをチェックしつつ、時間をかけてじっくりと利益を伸ばしたいと思うのであればスイングトレードがオススメです。

今回は株式投資をするにあたって、デイトレードとスイングトレードそれぞれの特徴について紹介します。

デイトレードとは?

デイトレードとは売買手法の一つで、1日に1回から数回の取引を繰り返すことで利益を上げるトレードスタイルのことです。

ちなみに、デイトレードよりもさらに短いスパンで取引を繰り返すスキャルピングと呼ばれる手法も存在します。スキャルピングの場合、秒や分単位の短い時間内で売買をすることになります。

デイトレードを繰り返す投資家のことをデイトレーダーと呼びます。デイトレードでは1日で取引を完結させるため、翌日まで株を保有し続けることは基本的にありません。その日に購入した株は、その日のうちに売却することになります。

1日という短い期間で取引を成立させるため、ファンダメンタルズ分析が通用し難い分野でもあります。他方で、テクニカル分析との相性が良いため、デイトレーダーは取引をするにあたって、テクニカル分析を多用する傾向があります。

デイトレードでは、取引をしたその日のうちに利益を得ることができる一方で、失敗をするとすぐに損失を被ることになります。デイトレードで成功するためには、相場に対する理解力と、トレードに関する知識と経験が不可欠です。

どうしてデイトレードだとファンダメンタルズ分析が通用しないの?ファンダメンタルズの知識はデイトレードでは役に立たないのかしら?
もちろん、ファンダメンタルズの知識はあった方が良いです。ただファンダメンタルズの指標が株価に影響を与えるには時間がかかるので、1日で取引が終わるデイトレードではほとんど役に立たないことが多いのです。

デイトレードのポイント

デイトレードのポイントは、1日のうちに取引を完結させることにあります。デイトレーダーが翌日以降まで株を保有することは滅多にありません。

多くのデイトレーダーは、テクニカル分析の結果をヒントに株を買うか、それとも売るかの決断をします。

テクニカル分析は、デイトレードで勝つための必須のスキルとなんです。

このようにチャートを見てトレードをするのがデイトレードのポイントとなります。ただ、チャートといっても銘柄によってそれぞれ異なる動きをします。デイトレードをする際には、どの銘柄を選べば良いのでしょうか?

デイトレードに限らず、キャピタルゲインを稼ぐためには、株価に動いてもらう必要があります。

ただ、スイングトレードなどと異なり、デイトレードではその日のうちにすべての株を売却することになるため、普段よりボラティリティが小さい銘柄を対象に取引をすると、なかなか利益をあげられません。

デイトレードをする場合、出来高が多く、常に価格が大きく変動している銘柄がオススメとなります。

出来高が多い銘柄の場合、たとえ1日というごく短い間であっても取引量が多いため、いつ何時であっても上下に激しく価格が揺れ動くものです。そのような変動の大きい銘柄を対象にデイトレーダーは日々売買を繰り返し、利益を積み重ねることになります。

もちろん、1日に何度も取引をしていれば、時には思惑が外れることで、トレードで損失が発生することもあるでしょう。そのようなケースが生じても、デイトレーダーは気にせずに取引を継続します。

デイトレードで利益を増やすポイントは損小利大だからです。

たとえ1回負けたとしても、2回勝って利益を増やすことができれば問題ありません。たとえ勝率が50%でも、損失よりも利益の方が大きければ、結果的に資産を増やすことができます。

デイトレードのメリット・デメリット

デイトレードの手法や特徴を知ったところで、次にデイトレードのメリット・デメリットをみていきましょう。

デイトレードのメリット

デイトレードのメリットというと、まず不測の事態に遭遇し難く、予期せぬ損失を受けるリスクを減らせるという利点があります。

たとえば長期前提の投資をする場合、数週間から数ヶ月、場合によっては1年以上株を保有することがあります。これだけ長期にわたって株を保有し続けると、時にはマイナス要因が重なり、株価が暴落することがあります。

2009年のリーマンショックのような世界規模の経済危機が発生すると、それに合わせて株価が大暴落し、大損する危険すらあります。

その点、1日のうちに取引を完結させるデイトレードであれば、常にその時の状況に合ったトレードができるため、突発的な経済危機が発生しても柔軟に対応できます。

なにより、デイトレードの場合、株はその日のうちにすべて売却するため、たとえ夜間の眠っている間に経済危機が発生し、株価が大暴落したとしても、株を保有していないためまったくダメージを受けずに済みます。

次に、デイトレードの2つ目のメリットとして、失敗しても挽回がしやすいという利点があります。

長期投資の場合、もしも失敗をすると、経済的な損失と同時に時間的な損失も受けることになります。せっかく数ヶ月もかけて株を保有し続けたのに、その後の大暴落が原因で大損してしまったのでは、今までの時間がすべて水の泡になってしまいます。

その点、デイトレードは取引のスパンが短いため、失敗しても時間的な損失はほとんどありません。その日一日は無駄に終わるかもしれませんが、翌日にしっかりと利益を獲ることで、いつでも挽回できます。

デイトレードやスキャルピングのような短期売買がメインの投資家の場合、取引の回数が多くなるため、長期投資家と比べて成績が安定しやすいです。

もちろん、デイトレードで勝つためには、利益率が高いトレードルールを採用する必要があります。

一旦コツさえおさえてしまえば、デイトレードは着実に利益を積み重ねることができるリスクの少ない手法となるでしょう。

デイトレードのデメリット

デイトレードのデメリットというと、まず1日のうちに取引を完結させるため、利幅がどうしても小さくなるという短所があります。

株価というのは時間をかけてじっくりと動くことが多いです。たった1日で大儲けできるほど激しく動くことは滅多にないです。

デイトレードを始めると、時と場合によっては全く相場が動かず、一度も取引できずにその日の取引が終了することもあるほどです。

デイトレードの2つ目のデメリットは、体力が続かない点にあります。

デイトレードをいざ実践すると、毎日トレードをすることになります。それも、いつ動くかわからないチャートを見続けなければならず、体力的にかなりキツい作業となります。

仕事をしているオイラに株のチャートを見続けることは無理そうです・・・。
ええ。ひたすらチャートを見続けるという作業は、精神的にも大変な作業です。向き不向きは必ずあるでしょうね。

3つ目のデメリットは、失敗すると一瞬で利益がすべて台無しになる危険性がある点です。

デイトレードはその性質上、たった1日で大きく稼ぐことができないです。ただし、思惑が外れた時に限って、大きく損をするものです。

せっかくコツコツと小さい利益を積み重ねても、たった一回の大きな損失のせいで今までの利益がすべてなくなってしまう恐れがあるだけに、デイトレードをする際には損切りのルールを徹底させる必要があります。

デイトレード向きの人の特徴

デイトレードに向いている人というと、感情的にならず、常に理性的に考えられる人です。

デイトレードで利益を出すためには、損切りのルールを徹底させる必要があります。損失が発生した時、躊躇せずに損切りできるだけの決断力がデイトレーダーには求められます。

感情的な人というのは、この損切りができない傾向があります。その点、冷静な人というのは損切りすべきタイミングでしっかりと損切りができるので、常に損失を最小限に抑えることができます。

利確すべきタイミングで利確し、損切りすべきタイミングで損切りをするなど、常に感情的にならず、冷静にトレードルールに則って取引ができる方ほど、デイトレードに向いています。

オレ、損失とか受け入れられないタイプだから。けっこう塩漬けにしちゃうんだよね。そういう人ってデイトレード向いてないのかな?
そうですね。デイトレードで成功するためには、思惑が外れ、含み損が出た時、素早く損切りができるだけの決断力と精神力が必要となります。

スイングトレードとは?

スイングトレードとは、デイトレードよりも取引時間が長い投資手法のことです。

数分程度しか株を保有しないスキャルピングや、1日で取引を完結させるデイトレードと違い、スイングトレードでは数日から数週間以上は株を保有することになります。

スイングトレードよりも長期にわたって取引をする手法のことをポジショントレードと呼びます。

スイングトレードでは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方を併用して取引をすることになります。

デイトレードよりも株の保有期間が長くなるため、その分だけ得らえるリターンが大きくなります。同時に、損失が増えるリスクも大きくなります。

スイングトレードだと、どのくらい株を保有することになるの?
スイングトレードには、明確にこのぐらい株を保有するという基準はありません。その時の相場に合わせて売買をします。早く利益が出れば数日で終わりますし、利益が出るまでに時間がかかると1ヶ月以上株を保有することもあります。

スイングトレードのポイント

スイングトレードで利益を出すためには、投資をする前にまずどの銘柄を選ぶかを分析する必要があります。

もしも銘柄選びに失敗をすると、せっかく時間をかけて投資をしたのに、無駄に終わってしまいます。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を併用し、動きがある銘柄をまず探しましょう。

次に、大局的な視点にたって投資戦略を練りましょう。スイングトレードはデイトレードと違い、ファンダメンタルズの影響を受ける手法となります。大局的な視野を持たずに取引をすると、思惑が外れやすいです。

一週間後や一ヶ月後に価格はどうなるのかを分析し、大局的な視点をもって取引をすると、スイングトレードの勝率が上がります。

スイングトレードのメリット・デメリット

スイングトレードにもデイトレードと同じ様にメリット・デメリットがあります。

スイングトレードのメリット

スイングトレードのメリットというと、常にチャートを監視する必要がなく、気長に待てる点です。

これがデイトレードの場合、その日のうちに売買を完結する必要があるため、常にチャートを監視しないといけません。しかし、スイングトレードならば、じっくりと時間をかけて投資ができるので、24時間常にチャートをチェックする必要はありません。

さらに、スイングトレードは株を保有するスパンが長いため、デイトレードよりも大きなリターンを狙えるというメリットがあります。

時期によっては配当金などのインカムゲインも狙えるでしょう。

スイングトレードは、忙しい方でも実践しやすく、尚且つ一回のトレードで大きなリターンを狙える投資手法なのです。

スイングトレードのデメリット

スイングトレードのデメリットは、リスクの高さです。

確かにデイトレードよりもリターンが大きくなる手法なのですが、もしも思惑が外れると、損切りが遅れることで、デイトレード以上の損失が発生することもあります。

株を保有している最中に経済危機が起これば、株が大暴落し、大損することもあるでしょう。

このように、スイングトレードはリターンが大きい反面、失敗すると大損するリスクがあるだけに、もしも思惑が外れた際には早々に損切りするだけの決断力が求められます。

スイングトレード向きの人の特徴

スイングトレードはサラリーマンやOLのような、普段は仕事をしているという方との相性が良い手法です。

というのも、デイトレードと違って常にチャートをチェックする必要がないため、働きながらであってもできる手法だからです。

普段は働いていてなかなかチャートを見る時間がないという方の場合、デイトレードよりもスイングトレードの方がオススメとなります。

もちろん、専業の投資家だからといって、必ずしもデイトレードがオススメというわけではありません。というのも、スイングトレードはデイトレードよりも、大きなリターンが狙える手法だからです。

1日に何度も取引をするよりも、少ない取引で大きく稼ぎたいと考えている方とも相性の良い手法です。

デイトレードとスイングトレードの違いを知って、手法を選ぼう

1日に何度も取引をするデイトレードと違い、スイングトレードは数日から数週間と時間をかけて取引をする手法となります。

そのため、働きながら株式投資をするならばスイングトレードの方がオススメとなります。デイトレードやスキャルピングのような短期売買は、専業投資家向きの手法となります。

デイトレードもスイングトレードも向き不向きがあるので、自分との相性が良い手法を選びましょう。