個人向け国債
国債を買う前に知っておくべき買い方・買える場所・手数料

国債を買う前に知っておくべき買い方・買える場所・手数料

個人向け国債を買いたいと思ったとき、どこで買えば良いのか、どうやって買うのか、いつ買えるのか、そして手数料はかかるかなど、気になる情報は多いはず。

個人向け国債を買うのは、決して難しい事ではありません。簡単な手順で購入することができるのです。そこで、この記事では国債を買う方法について詳しくご紹介していきます。

個人向け国債を買おうとかなと思っている人は、ぜひチェックしてくださいね。

個人向け国債はいつ、どこで買うの?買い方の手順をご紹介

まず、個人向け国債の買い方について、基本的な手順をご紹介していきましょう。

STEP1 :個人向け国債取り扱い金融機関をチェックし、口座を開設
STEP2 :購入を申し込む

たったこれだけです。国債は、取引をする口座さえ開設すれば、すぐに購入できるのです。

口座開設に必要なものをチェック

個人向け国債を買うためには、その金融機関で取引口座を開設する必要があります。

口座開設のために必要となるのは、次の3点です。

  • 本人確認証
  • 印鑑
  • 個人番号カードなどマイナンバーが確認できる書類

口座開設は、店舗窓口や郵送、インターネットで申し込みをすることが出来ますが、郵送で手続きをすると数週間程度かかることがあります。

口座開設を申し込む場合は、各金融機関の口座開設方法や、口座開設までの所要日数について確認しておきたいですね。

個人向け国債は毎月購入が可能

個人向け国債は、発行スケジュールが毎月あり、募集期間内に申し込みをするだけで購入が可能となっています。

例として、2018年の個人向け国債発行スケジュールを挙げてみましょう。

募集月 発行スケジュール 発行日
5月債 平成30年5月10日~31日 平成30年6月15日
6月債 平成30年6月7日~29日 平成30年7月17日
7月債 平成30年7月5日~31日 平成30年8月15日

この期間内に申し込みをすれば翌月に発行となり、毎月だいたい20日前後の募集期間がありますので、余裕をもった申し込みができるようになっています。

また、個人向け国債にはその期間や金利によって3種類ありますが、基本的には募集期間と発行日は同じです。

個人向け国債は3種類あるということですが、3種類の中から希望するものを選択しなければいけないものなのですか?
個人向け国債は、3年固定金利型、5年固定金利型、10年変動金利型と3種類ありますが、どれか1つに決める必要はありません。

10,000円から10,000円単位で購入できますので、複数の商品を選ぶ人もいます。

ちなみに、個人向け国債を購入するときも購入代金だけでなく、印鑑や本人確認書類、通帳などが必要となる場合があります。

各金融機関で確認しておくと良いでしょう。

個人向け国債はネット購入が便利

個人向け国債は、電話や店舗での申し込みも可能ですが、その場合は対応時間がある程度制限されてしまいます。しかし、インターネットで個人向け国債が購入できる場合、24時間いつでも購入、売却が可能となります。

ただ、店舗営業時間以外にネットで購入する場合は、実際の購入は翌営業日となってしまいます。募集期間に注意しておきたいですね。

インターネットでの個人向け国債購入に対応している金融機関は、財務省の公式サイトで紹介されています。

一度チェックしておくと良いですね。

個人向け国債についてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事へ。

個人向け国債が購入できる金融機関はココ!

個人向け国債は、多くの金融機関で購入することができます。今回は、国際が買える銀行や証券会社をいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行で国債を購入する際の特徴としては、購入した国債を担保とした国債等担保自動貸し付けを利用できるという点です。

国債等担保自動貸付けとは

総合口座で管理する国債を担保として、額面金額に対して一定の金額を借り入れすることができるというもの。

貸付期間は最長で1年で、特定口座に受け入れた国債は対象外となる。

国債等担保自動貸付けの概要は、以下の通りです。

貸付金額上限 貸付方法 返済方法 利率
所有している国債の80%まで
金額は200万円まで
貯金残高を超える払い戻しが生じた際に
自動的に不足分を貸付
通常貯金に入金することで返済となる
1年の貸し付け期限以内であれば
返済回数や1回あたりの返済額は自由
1.70%

ゆうちょ銀行だからこその制度、ぜひチェックしておきたいですね。

買った国債を担保に貸し付けが受けられるとは、ありがてえな。
確かにゆうちょ銀行で国債を購入すれば、国債等担保自動貸付けを利用できます。

ただ、この貸付はあくまでも貯金を超える支払いをした場合の不足分を貸し付けるというものであり、希望金額をキャッシングするというものではないのです。

そ、そうなのか!?それじゃ、事業向けの借入に使うっつーのは無理なんだな…。
事業資金であれば、個人事業主用のローン商品を申し込んだ方が金利もお得な場合があります。

国債等担保自動貸付けは、あくまでも支払いが多くなってしまったときの備えだと考えておきましょう。

みずほ銀行

みずほ銀行で国債を購入するためには、公共債口座が必要となります。公共債口座は取引店に来店する必要がありますので、時間を作って手続きを行いましょう。

公共債口座の開設が終われば、店舗はもちろん電話(テレホンバンキング)で個人向け国債を購入することが可能となります。

SBI証券

ネット証券最大手であるSBI証券は、定期的にキャッシュバックキャンペーンを行っています。

購入合計金額 キャッシュバック金額
50万円以上100万円未満 500円
100万円以上200万円未満 1,000円
200万円以上300万円未満 2,000円
300万円以上400万円未満 3,000円
400万円以上500万円未満 4,000円
500万円以上600万円未満 5,000円
600万円以上700万円未満 6,000円

購入額が100万円増えるごとに、キャッシュバックは1,000円増えます。100万円購入すると1,000円のキャッシュバック、つまり利率で言えば0.1%となり、これだけで普通預金・定期預金の利率よりもお得であるということが分かりますね。

キャッシュバックキャンペーンは、その実施期間や内容が変更となる場合があります。最新の情報をチェックしておきましょう。

楽天証券

楽天証券で国債を購入する際には、まず総合取引口座を開設しましょう。楽天証券では、口座開設料や口座管理料が無料となっています。

野村証券

野村証券でも、定期的に個人向け国債を購入した人を対象としたキャンペーンを実施しています。

2018年5・6月募集の個人向け国債購入者を対象としたキャンペーンでは、10年変動金利型、または5年固定金利型を購入した人に以下の現金プレゼントをするというキャンペーンを行っていました。

購入金額 プレゼント金額
100万円以上200万円未満 2,000円
200万円以上300万円未満 4,000円
300万円以上400万円未満 6,000円
400万円以上500万円未満 8,000円
500万円以上600万円未満 15,000円
600万円以上700万円未満 18,000円

1,000万円以上の購入では、10年変動金利型と5年固定金利型でプレゼント金額が変わってきます。

3年固定金利型の購入では対象となりませんが、SBI証券のキャンペーンよりもお得になっていますのでぜひチェックしておきたいですね。

ただ、キャンペーンの実施期間や内容については、その都度確認しておくようにしておきましょう。

大和証券

大和証券でも、現金プレゼントキャンペーンを実施しています。その金額は、以下の通りです。

対象金額 プレゼント金額
10年変動金利型
プレゼント金額
5年固定金利型
100万円以上200万円未満 2,000円 1,000円
200万円以上300万円未満 4,000円 2,000円
300万円以上400万円未満 6,000円 3,000円
400万円以上500万円未満 8,000円 4,000円
500万円以上600万円未満 15,000円 10,000円
600万円以上700万円未満 18,000円 12,000円

大和証券のキャンペーンの特徴は、10年変動金利型と5年固定金利型でプレゼント金額が異なるという点です。

更に、大和証券では購入金額に応じてダイワのポイントプログラムの交換ポイントが付与されます。こちらはキャンペーンとは関係なく、国債購入者に付与されるもので、貯まったポイントはセレクト商品と交換可能です。

国債を購入しつつ現金プレゼントや貯まったポイントでの商品購入など、お得な特典は要チェックですよ。

個人向け国債は毎月購入可能でも自動積立は出来ない!?

個人向け国債は、毎月募集期間があり、毎月の購入が可能となっています。基本的には元本が保証されていて安心の個人向け国債ですから、資産運用として毎月自動で購入したい、積み立てをしたいという人もいるかもしれません。

ただ、個人向け国債は毎月買うことはできても、自動積立をすることはできません。

個人向け国債は、買うたびに申し込み手続きが必要となるのです。インターネットバンキングで個人向け国債が購入できる場合は、毎月少しの操作で国債を購入することができます。

出来るだけ手間をかけたくないという人は、インターネットで購入できる金融機関に口座を開設すると良いでしょう。

個人向け国債で発生する手数料をチェック

個人向け国債を購入する際には、どのような手数料が必要となるのでしょうか。

主な手数料が、こちらです。

  • 中途換金調整額
  • 口座管理手数料
こういうのって、買うときも手数料が取られたりしませんか?

個人向け国債の購入時の手数料は、いくらなのでしょう。

個人向け国債は、基本的に購入手数料はかかりません。購入する金額(10,000円以上10,000円単位)が必要となるだけです。

また、指定した期間が過ぎて償還される際にも、手数料は不要となっています。

ただ、個人向け国債は購入後1年経過すれば、10,000円単位での中途換金が可能となっています。中途換金を希望する場合は、手数料がかかってしまうのです。

中途換金調整額=直近2回分の利子相当額×0.79685

中途換金を行うと、満額ではなくこの手数料が差し引かれた金額を受け取る事になるのです。

口座管理手数料は金融機関で異なる!

口座管理手数料は、各金融機関で異なっています。

口座管理手数料がかかっても、大きな金額という訳ではありません。ただ、口座管理手数料無料という金融機関も多い中、わざわざ手数料を支払うのは損をする気がしますよね。

ですから、口座管理手数料の有無についてはチェックしておきましょう。

個人向け国債は取り扱い金融機関で口座を作れば毎月購入可能!

個人向け国債は、毎月募集期間があり、その期間に申し込みをすればいつでも購入可能です。毎月一定額を購入することも可能ですね。

個人向け国債を買うためには、個人向け国債を取り扱っている金融機関で口座を開設する必要があります。口座開設や国債の購入にはマイナンバーが必要となりますので、しっかり用意しておきましょう。

個人向け国債は、10,000円から購入できますし、手数料は中途換金調整額以外ほとんどかかりません。購入も簡単ですので、資産運用の選択肢の1つとして考えてみては?