投資信託の始め方

アクティブファンドとは?インデックスファンドとの違いや特徴を解説

プロに運用を任せられる投資信託ならば、今まで一度も投資をやったことがない方であっても簡単に資産運用を始められます。

特に、リスクの低いインデックスファンドならば、安定した利回りが見込めるでしょう。ただ、インデックスファンドは安定感がある一方で、リターンが少なく、退屈な投資になりやすいというデメリットを抱えています。

既に投資信託を始め、ある程度やり方に慣れたら、次はリスクを上げることでより高いリターンを狙っても良いかもしれません。アクティブファンドは、そんなハイリターンな投資を求めている方にオススメのファンドです。

今回は、アクティブファンドの特徴とメリット、デメリットをそれぞれ紹介します。

アクティブファンドとは?

世の中には非常に多くの投資信託が存在しており、それぞれに特徴があります。アクティブファンドとは、そんな投資信託の種類の一つです。その特徴から、よくインデックスファンドと比較されることが多いです。

アクティブファンドとは、インデックスファンドよりも高い運用成績を求める投資信託のことです。

日経平均やダウ平均株価などをベンチマークしているインデックスファンドと違い、アクティブファンドでは積極的に利益を追求することになるため、ファンドマネージャーの手腕次第では大きなリターンを狙うことも可能です。

インデックスファンドはその性格上、平均並みの利益しか狙えません。そのため、損するリスクこそ低いものの、リターンも低くなってしまいます。しかし、アクティブファンドならば、それ以上の利益を狙えます。

運用成績が高いアクティブファンドともなると、5年で資産を倍以上にまで増やすことも可能です。

このリターンの高さこそ、アクティブファンドの最大の魅力です。

アクティブファンドを購入して成功すると、どれくらい稼げるのですか?
そうですね。アクティブファンドの中には5年間の上昇率が200%を超えるファンドもあります。このようなハイリターンなファンドを見つける事ができれば、5年間で資産を3倍以上まで増やせるでしょうね。

アクティブファンドの投資対象とは?

アクティブファンドの主な投資対象というと、日本や米国、新興国などの株や外国債券など、幅が広いです。ただし、有望な銘柄を満遍なく購入するインデックスファンドと違い、アクティブファンドでは成長率が高い株などを集中して購入することが多いです。

どのような基準で投資対象となる銘柄を選ぶかは、ファンドの運用方針によってそれぞれ異なります。

例えば、グロース投資を主軸に資産運用をするファンドの場合、成長率が高い株にターゲットを絞って集中的に株を購入します。

他にも、バリュー投資をテーマにしているファンドなら割安な銘柄を集中的に購入しますし、セクター投資をテーマにしているファンドなら特定の業種の銘柄を集中的に購入することになります。

このように、どのような手法を採用するのか、その方針によってそれぞれ購入する銘柄が異なります。アクティブファンドを選ぶ際には、方針はどうなっているのか、どのような銘柄を購入するのかなどを事前に把握しておきましょう。

インデックスファンドとの違いとは?

アクティブファンドはインデックスファンドと対比されることが多いのですが、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか?

アクティブファンド インデックスファンド
運用 より高いリターンを目指す ベンチマークした指標に合わせる
手数料 高い 低い

資産運用方針の違い

より高いリターンを目指すアクティブファンドとは異なり、インデックスファンドではベンチマークした指標に合わせて資産運用を行います。

そのため、インデックスファンドの価格はベンチマークした指標と同じような値動きをする傾向が強く、それこそがインデックスファンドの特徴となります。

特定の指標と同じような動きをするだけに、その指標が上昇すればそれに合わせてインデックスファンドの価格も上昇します。

例えば、日経平均の指標をベンチマークしているインデックスファンドの場合、日経平均株価が上昇すれば、それに合わせてインデックスファンドの価格も上昇します。その反対で、日経平均株価が下降すると、インデックスファンドの価格も下降しやすいです。

インデックスファンドは、指標と似たような動きをすることを求められるため、様々な銘柄に満遍なく資産を分散することになります。例えば日経平均の場合、優良な上場企業の株をそれぞれ購入し、分散投資をすることになります。

これがアクティブファンドの場合、成長の見込みが高い株に優先的に資産を配分するため、日経平均株価以上のリターンを見込めます。

このように、リターンが高くなりやすいというメリットがあるアクティブファンドですが、他方で手数料が高いというデメリットを抱えています。

手数料の違い

アクティブファンドで成功をおさめるためには、有望株の選定が重要になります。もしも有望株を見つけられず、間違えてしまうと、リターンを得るどころか、損失が発生することになるでしょう。

そのような失態を防ぐためにも、アクティブファンドには優秀な人材が求められます。つまり、人件費がかかるということです。

常に指標を参考に資産を配分するインデックスファンドと違って、ファンドマネージャーに力量を求められるアクティブファンドは、インデックスファンドよりも手数料が高くなりやすく、コストが高いのです。

リターンを重視するならアクティブファンド、コストやリスクを重視するならインデックスファンドがそれぞれオススメとなります。

実際にどんなアクティブファンドがあるのか?

リターンが高いことで有名なアクティブファンドですが、実際どのようなアクティブファンドがあるのでしょうか?

まず有名なアクティブファンドといえば、ひふみ投信があります。

ひふみ投信は、国内株をメインに投資するアクティブファンドです。「守りながらふやす」をモットーに運用しているファンドで、その運用成績は非常に良好です。

ひふみ投信は2009年頃までは1万円代だったのですが、2018年現在は5万円以上と、順調に成長しています。当初よりひふみ投信を購入していた方は、今頃資産を大きく増やすことに成功していることでしょう。

ひふみ投信以外にも、DIAM新興市場日本株ファンドやセゾン資産形成の達人ファンド、三井住友・アジア4大成長国オープンなど、ここ数年で高い上昇率を記録しているアクティブファンドは多く存在します。

これらの上昇率の高いアクティブファンドを今のうちに購入しておけば、5年10年と経過した時に、資産を大きく増やすことに成功するでしょう。

もちろん、すべてのアクティブファンドが成功するとは限りません。アクティブファンドに投資をする際には、必ず複数のファンドに資産を分散し、価格変動リスクに備えましょう。

アクティブファンドの特徴とは?

アクティブファンドの特徴は、その高い上昇率にあります。

上昇率が高いアクティブファンドを、まだ安い頃に購入しておけば、将来的に大きなリターンを得ることができます。

このように魅力の多いファンドなのですが、では絶対に大きなリターンを狙えるのかというと、必ずしもそのようなことはありません。リターンが高い分、リスクやコストが高くなるという特徴がアクティブファンドにはあります。

ここではアクティブファンドのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

アクティブファンドに興味はあるけど、手数料が高いのが難点ね。
そうですね。インデックスファンドよりコストが高いので、NISA口座を使用するなど、何かしらの対策をたてておいた方が良いでしょうね。

アクティブファンドのメリットとは?

アクティブファンドのメリットは、リターンの高さです。

常に指標の動きに連動するインデックスファンドと異なり、アクティブファンドならば数年で資産を大きく増やすことも難しくはありません。

上昇率が100%を超えるアクティブファンドを購入すれば、数年後には資金を倍増させることもできるでしょう。まさに投資で儲けたい方にはうってつけの投資信託です。

もちろん、儲かるといっても銘柄によってリターンの大きさに違いはあります。アクティブファンドを購入する際には、どのファンドが良いのか探さないといけません。

アクティブファンドは種類が多く、その中には非常に上昇率が高いアクティブファンドもあることでしょう。このような、ハイリターンを期待できる投資信託を見つけるというのも、アクティブファンドならではのメリットです。

常に平均的なリターンしか狙えないインデックスファンドと違い、アクティブファンドならばそれ以上のリターンも夢ではありません。

アクティブファンドはハイリスクハイリターンな投資信託です。まさに刺激を求めている投資家と相性の良い金融商品です。

アクティブファンドのデメリットとは?

成功すれば短期間で資産を倍増させることも夢ではないアクティブファンドですが、リターンが高い分、リスクも高いというデメリットを抱えています。

もともと人件費がかかる分、手数料が高いというデメリットがある上に、失敗すると含み損が増えることでさらに損失が拡大します。

そして、これがとても厄介なデメリットなのですが、アクティブファンドの中で本当に利益を出せるファンドは少数派となります。もしも利益を出せずに償還日を迎えると、赤字になります。運用成績が悪いアクティブファンドともなると、元本を割るどころか、大損する恐れもあります。

ちなみに、たとえアクティブファンドで利益が出たとしても、インデックスファンドの利益を上回れないのであれば、やはりそれは失敗したと言えるでしょう。

アクティブファンドで成功をおさめるためには、最低でもインデックスファンド以上のリターンが見込めるファンドを見つける必要があります。

手数料が高く、リスクも高いアクティブファンドを購入する際には、リスクを撥ね退けられるだけのリターンが見込める有望な投資信託を探しましょう。

アクティブファンドを選ぶポイントとは?

アクティブファンドは、ハイリスクハイリターンな金融商品です。そのため、選ぶ際には慎重に、大きなリターンが見込める投資信託を選抜しましょう。

手数料や過去の運用成績、そして現在の価格などを参考にアクティブファンドを選びましょう。

アクティブファンドは確かに手数料が高いことで有名ですが、最近は手数料が安いアクティブファンドも増えています。似たような条件ならば、手数料が高いファンドよりも、安いファンドの方がコストが安いので節約になります。

ただし、いくら手数料が安いからといって、運用成績が悪いファンドや、信頼できないファンドマネージャーがいるアクティブファンドは避けましょう。

アクティブファンドを選ぶ際には、運用成績が良く、信頼できるファンドマネージャーがいる投資信託がオススメになります。

しかしいくら運用成績が良いといっても、既に価格が高騰してしまっている投資信託は、避けた方が良いかもしれません。というのも、価格が高騰していると、その反動で価格が落ちる可能性があるからです。

どうしても価格が高いアクティブファンドを購入したいのであれば、一旦価格が落ちるのを待った方が良いかもしれません。上昇相場が落ちついてから改めて購入する、いわゆる押し目買いをすることで、高値掴みを回避することができるでしょう。

アクティブファンドの利益確定のタイミングは?

最後に、アクティブファンドで一定水準以上のリターンを得ることが出来たら、一旦解約し、利益を確定した方が良いでしょう。

いくら上昇率が高いアクティブファンドだからといって、今後も現在の上昇率を維持できる保証はどこにもありません。もしかしたら今後、価格が下落する可能性があります。

アクティブファンドはリスクが高い投資信託です。常に損失が発生する可能性があるだけに、長期投資は避けた方が良いでしょう。アクティブファンドを購入するなら、3年から5年を目安に保有してみましょう。

どうしてアクティブファンドは3年から5年は保有した方が良いのですか?
それはですね、アクティブファンドの価格が上昇するまでにそれぐらいの期間が必要だからです。上昇率が高いアクティブファンドでも、実際に価格が上がるまでに数年の時間を要します。ですので、アクティブファンドを購入する際には、3年ぐらいは様子見をした方が良いですよ。

アクティブファンドの運用に向いている人とは?

アクティブファンドはインデックスファンドと比べ、リスクが高く、リターンの大きい金融商品です。

リスクが高くても良いからリターンが欲しいという方や、インデックスファンドに飽きてしまった方などは、アクティブファンドの運用に向いています。

特に、既にインデックスファンドを経験している方の場合、余剰資金を使って一度アクティブファンドを試してみる良いかもしれません。

インデックスファンドを運用していていも、得られる利益は少ないです。一度冒険感覚で、余剰資金をアクティブファンドにまわしてみても良いかもしれません。

許容できるリスクの範囲内で資産を運用している限り、アクティブファンドのリスクはそれほど恐ろしいものではありません。むしろ、上昇率の高いアクティブファンドを見つけることができれば、これをキッカケに資産を大きく増やせるでしょう。

その反対で、資産を全額アクティブファンドに投資をするような、無茶な投資をする方はアクティブファンドには向いていません。

アクティブファンドの運用をしたいなら、しっかりとリスクのコントロール法を事前に学んでおきましょう。

アクティブファンドとインデックスファンド、どちらを購入すれば良いのかしら?
そうですね。理想はバランスよく、分散して購入した方が良いでしょうね。アクティブファンドとインデックスファンド、両方を購入すれば、お互いの欠点を互いにカバーできるので、リスクの管理がしやすくなりますよ。

アクティブファンドはリターンを見込める投資信託!

アクティブファンドは、インデックスファンド以上のリターンを見込める投資信託です。上昇率の高いアクティブファンドに投資をすれば、数年で資産を倍以上にまで増やせるでしょう。

ただし、アクティブファンドの中にはリターンの少ない投資信託もあります。そのような運用成績が悪い投資信託に引っかからないように、注意してファンドを選びましょう。

確かにアクティブファンドはインデックスファンドよりもリスクが高いです。しかし、成功すれば大きなリターンを得られます。

しっかりとリスク管理さえできていれば、アクティブファンドは短期間で大きな富をもたらす有益な投資信託となるでしょう。