住宅ローン控除
住宅ローン控除で還付金が戻るのはいつ頃になる?

住宅ローン控除で還付金が戻るのはいつ頃になる?

住宅ローンを組んだ場合、控除申請をすれば減税措置として国税還付金を受け取れます。では、その還付金はいつごろ貰えるのでしょうか。

住宅ローン控除の還付金は、1回で数十万円という大きな金額になります。お金の使い方の計画を建てるためにも、正確な振込時期を知りたい人もいるかと思います。

このページでは、住宅ローン控除が振り込まれる時期について解説していきます。また、振込先を変更したい場合や、還付金が振り込まれない場合への対処についても考えていきます。

住宅ローン控除の還付金はいつ入金される?

住宅ローン控除の還付金の振込時期は、申請方法により変わってきます。

住宅ローン控除の申請方法には大きく分けて、「税務署に行く」方法と「書類を郵送する」方法と「e-Taxを使う」方法の3種類があります。

まだ手続きをしていない方はコチラの記事へ

税務署で確定申告した場合の振込時期

税務署で確定申告をした場合、書類提出した日から数えて、「1ヶ月から1ヶ月半後」ぐらいが還付金の振込時期となります。

ただし実際の振込時期は、税務署の状況によって変わります。税務署の仕事が多い場合、申告書類の処理が遅れます。そのため、還付金の振り込みが申請の2ヶ月後になるというケースもありえます。

なるべく早く還付金が欲しいんですけど、なにかコツとかないですか?
早く手続きをしてほしいなら、申請も早めにした方が良いでしょうね。確定申告期間の後半、3月になると税務署も忙しくなりますから。
じゃあ、2月中に確定申告をやっておけば、早く還付金が貰えるってわけですね。
自営業の人はそうですね。確定申告と還付申告をいっしょにやりますから。でも還付申告だけなら1月1日から出来るので、会社員の人なら1月のうちに税務署に行く手もありますよ。

郵送で確定申告をした場合の振込時期

郵送の場合の振込時期は、税務署に直接行った場合とほとんど変わりません。1ヶ月から1ヶ月半後ぐらいが振込時期となります。ただし、郵送にかかる時間などで、直接行く場合より数日遅れることはありえます。

e-Taxで確定申告した場合の振込時期

「e-Tax」でローン控除の申請をすると、通常の申告より還付金の振込時期が早くなります。

e-Taxとは、国の税金に関する手続きをインターネット上でおこなえるようにするシステムです。これを利用すると、税務署に行かずに家で確定申告をする事が可能です。

通常の申告では、書類の確認をしたり仕分けをしたりと、税務署側で面倒な手作業が必要になります。e-Taxの場合、オンラインにデータを送っているので多くの手間を省けます。そのため、還付金の振り込みが早くなるわけです。

1月から2月ぐらいのうちに、自宅からe-Taxでローン控除の申請をした場合、「2週間から3週間」ほどで還付金が振り込まれます。3月に申請した場合では、3週間から4週間ほどで税務署の処理が終了します。

なお、税務署にあるパソコンを使って確定申告をした場合は、e-Taxで申告した場合と同じような効果を見込めます。

こんなに早いならe-Tax一択ですね!
ところがそうでもないんです。たしかにe-Taxは便利ですが、最初の準備が少し面倒なんです。マイナンバーカードを用意したり、カードリーダーを購入したりする必要があります。
でも、1回準備しちゃえば、後が楽なんですよね?
自営業者なら、そうです。毎年の確定申告も簡単になりますし、おすすめできます。でもマルピー君のような会社員の場合、確定申告が必要なのは最初の1回だけなんです。たった1回のためだけに準備をする方が良いかと聞かれると、微妙なところですね……。

還付金の受け取り方法にはどんなものがある?

還付金の受け取り方法には、「預貯金口座への振り込み」と「郵便局などの窓口で受け取る」の2種類があります。

預貯金口座への振り込み

還付金の受け取り方法でおすすめなのは、預貯金口座への振り込みです。銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合、漁業協同組合の預金口座を指定して、還付金を振り込んでもらうことが可能です。

ただし「ネット銀行」の場合、還付金を含む国庫金を取り扱っていない銀行が多くあります。

還付金の振り込みが可能な主なネット銀行は以下の3つとなります。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ソニー銀行

ネット銀行でシェア率の高い楽天銀行が、国庫金に対応しているのはありがたいところでしょう。国庫金に対応していない主なネット銀行には、以下の3行があります。

  • ジャパンネット銀行
  • セブン銀行
  • じぶん銀行

ネット銀行を振込先にしようと考えている人は、銀行の公式ページなどで還付金の受け取りが可能かどうか確かめておいたほうが良いでしょう。

やっぱり銀行振り込みが便利ですよね。なにか注意点とかありますか?
そうですね、「口座名義」には気をつけてください。還付金の振り込みは、控除申請をした本人の名義の口座でしかできません。口座名義に店名や事務所名などが含まれている場合もアウトです。
自営業の人とかは気をつけないとまずそうですね。
それと本人名義でも、結婚などにより名字が変わった場合は、旧姓名義の口座では振り込みに利用できません。

なお、還付金の振り込み名義に関して例外があります。「納税管理人」を指定している場合は、その納税管理人の名義の銀行口座を使用することになります。

郵便局などの窓口で受け取る

郵便局かゆうちょ銀行に直接出向いて、還付金を受け取ることも可能です。

確定申告書の「還付される税金の受取場所」の項目に、最寄りの郵便局かゆうちょ銀行の名前を記入してください。還付金を受け取れるのは、この時に記入した支店のみになりますので気をつけてください。

控除申請をした後、1ヶ月から2ヶ月ほど過ぎると、税務署から「国庫金送金通知書」が送付されます。

国庫送金通知書を受け取ったら、この書類と本人確認が可能なもの(運転免許証やマイナンバーカード等)を持って郵便局に行けば、還付金をもらうことができます。

振り込み口座を変更したい場合はどうする?

口座番号を間違えた等で口座を変更したい場合、電話で変更作業をおこなうことも可能です。税務署に電話をして、職員の方に振り込み先を変更したい旨伝えてください。

もちろん税務署に行って変更してもらうこともできます。窓口で振り込み先を変更したいと伝えればOKです。時間があるなら、電話よりもこちらの方法のほうが安心感があるかもしれません。

なお、税務署の方ですでに指定銀行口座への振り込み手続きおこなわれていた場合は、口座変更は不可となります。

確定申告の還付金が振り込まれない!?

まず、確定申告をギリギリに行った場合、振り込みが遅くなります。2ヶ月程度はかかるものと気長に構えておきましょう。

想定される振り込み時期を過ぎても、税務署からの通知(国税還付金振込通知書)が来なかった場合、以下のような書類の不備が考えられます。

  • 振り込み先について記入し忘れている。
  • 口座番号、金融機関名、口座名義に誤りがある。
  • 家族名義や会社名義など、本人以外の名義の口座を指定してしまった。
  • 還付に利用できないネット銀行を指定してしまった。

書類に不備があると、振り込み手続きが行なわれません。しかし、もし誤りがあったとしても、還付金が無くなるということはありませんので、その点は安心してください

問題が合った場合、税務署から電話がかかってきます。あとはその電話に従って、誤った情報を訂正するだけです。e-Taxで確定申告をした場合は、正しい情報の再入力を求められる事もあるようです。

住宅ローン控除の還付金振り込みは申請の1ヶ月後ぐらいにおこなわれる

還付金が振り込まれるのは、確定申告をしてから1~2ヶ月くらい後になります。税務署が忙しい3月に確定申告すると、振り込みが遅くなり、早い時期に申請すると振り込みも早くなります。

また、普通に確定申告をするより、e-Taxで申請したほうが還付金を早く受け取ることができます。自営業の方なら、e-Taxを利用するメリットは大きいでしょう。