株式投資の勉強

外国株の買い方をわかりやすく解説!購入の手順と買い時のポイント

日本株よりも配当利回りが高い、世界的に有名な企業に投資ができるなど、外国株には日本株にはない魅力があります。

特に米国株に投資をするメリットは日本株以上です。上場している企業が多く、ベンチャー企業が成功しやすい風土がある米国株に投資をすれば、アップルやマイクロソフトのような大企業になれる可能性を秘めたベンチャー企業をいち早く見つけることができるかもしれません。

このように外国株には日本株にはない魅力とチャンスがあるのですが、いざ外国株を購入しようと思った場合、どうすれば良いのでしょうか?日本人であっても、外国株は簡単に買えるのでしょうか?

今回は、外国株の買い方について紹介します。

外国株を買うには?

外国株とは、外国で上場している企業の株のことを指します。同じ上場企業といえど、こちらは海外の企業となるため、通常の方法では外国の株を購入することも売却することもできません。

では、一体どうすれば外国の株を購入することができるのでしょうか?

外国株を購入するもっとも簡単な方法は、外国株を取り扱っている証券会社を利用することです。

この方法であれば、証券会社の口座を開設し、入金するだけですぐにでも外国株を購入することができます。

わざわざ海外まで行かなくても、外国株を取り扱っている証券会社を利用すれば、国内にいながらであっても外国株の売買をいつでも簡単に行えます。

もちろん、日本株と違い、外国株ともなると、証券会社によっては取扱に差異が生じることがあります。

外国株といっても米国株から中国株、ロシア株と様々です。特定の外国株を購入したいのであれば、その銘柄を扱っている証券会社の口座を開設しましょう。

取り扱っている銘柄以外にも、証券会社選びで見ておいた方が良いポイントってありますか?
証券会社を選ぶ際には、扱っている外国の銘柄以外にも、手数料やキャンペーン、それと投資情報の有無などをチェックしてみましょう。できるだけコストを下げたいなら、手数料が安い証券会社がオススメですよ

人気のある外国株とは?

外国株といっても、どこの国の株かによって人気が異なります。取扱銘柄が多い証券会社を利用すると、米国株から中国株、韓国株、ロシア株、アセアン株など、様々な国の外国株の取引ができます。

もっとも人気のある国の外国株というと、やはり米国株になるでしょう。

米国株は日本株よりもメリットの多い外国株です。日本人の投資家の中には、日本株よりも米国株をメインに投資をしているという方もいるほどです。

米国株の人気の秘訣というと、まず配当利回りの高さがあります。

米国株は日本株と比べ、上場している企業の数が多く、配当利回りに関しても日本株よりも高いことが多いです。その上、日本株の配当の回数が年に1、2回であるのに対し、米国株の配当は年4回と多めです。

配当に関して言えば、日本株よりも米国株の方がメリットが多いだけに、長期投資で配当金を稼ごうと考えている投資家にとって、米国株は非常に相性の良い外国株です。

もちろん、米国株以外にも、配当利回りが高い外国株はあります。ただ、米国は世界で最大の先進国です。発展途上国と違って経済が安定している上に、経済の成長率も高いです。

マイクロソフトやアップル、amazon、Facebookなどの名だたる大企業はいずれも米国株です。

もしも割安な米国のベンチャー企業の株を購入した後、そのベンチャー企業が世界的大企業にまで成長したら、株価は何十倍にも高騰することでしょう。

米国株は配当利回りが良いという利点に加え、株価の値上がりも期待できる外国株です。

これらのメリットに加え、米国株は1株から取引できるという強みがあります。1株から取引できるのであれば、世界的な有名企業の株も少額から購入することができます。

もちろん、日本株の中にも、世界に通用するほどの優良企業は多く存在します。しかし、アメリカと比較すると少ないです。世界的な優良企業が多く上場している米国株の方が、日本株よりも魅力的に見えてしまうのは致し方のないことなのかもしれません。

外国株はいくら購入できる?

外国株を購入するにあたって、いくらほどの資金が必要なのでしょう?

外国株は、購入するだけならば少額からでも可能です。日本株と違い、米国株だと1株から購入することが可能なだけに、日本株よりも少ない資金で米国株は購入できます。

米国株でもっとも時価総額が高い株といえばアップルなのですが、2018年7月11日時点におけるアップルの株価は190.35ドル、日本円にして約2万円といったところです。

米国株を1株単位で購入できる証券会社を利用すれば、たった2万円でアップルの株を購入することができるということです。

これが日本株、例えばトヨタ自動車の株を購入するとなると、2018年7月11日時点におけるトヨタの株価は7132円で、単元株数は100株となるので、最低でも71万3200円もの資金が必要となります。

日本株はたとえ株価が低かったとしても、単元株数が大きいため、株式投資を始めるためにはまとまった資金が必要となります。しかし、1株から取引できる米国株ならば、世界でも有数の大企業に対して少額からでも投資をすることができるのです。

外国株を購入するだけならば、10万円もあれば事足りるでしょう。

証券会社が取り扱っている外国株の特徴とは?

証券会社が取り扱っている外国株というと、米国株や中国株、ロシア株、韓国株、アセアン株などがあります。

この5つの特徴をここでは解説します。まず、米国株といえば、世界中の投資家より注目を集めている人気株式市場です。NYSEといえば、世界でも最大の証券取引所として有名です。

米国株

アメリカで上場している企業というと、マイクロソフトやamazon、フェイスブック、アップル、ウォルトディズニー、ナイキ、コカ・コーラなど、世界的にも有名な企業が多いです。

米国株は世界でもっとも人気のある株式市場です。外国株は初めてという方は、まず米国株から始めてみることをオススメします。

中国株

今や世界中が注目する経済大国へと成長した中国は、今後とも成長する見込みの高い国でもあります。国が経済的に成長すれば、それに合わせて企業の価値も高まるものです。今後、中国の経済成長という後押しによって中国企業の株価はさらに高騰することでしょう。

ロシア株

広大な土地を有しているロシアには、豊富なエネルギー資源があります。確かに現在のロシア経済は停滞気味ですが、資源があるという強みがあるだけに、今後は資源関連の企業の株価が値上がりする可能性があります。

韓国株

韓国といえば、アジアの中では特に成長率の高い国です。ITや電化製品の分野に対して強みを持っている国で、韓国の企業であるサムスンといえば世界に通用するほどの大企業です。

今後とも、今までのペースで経済が成長していけば、それに合わせて韓国企業の株価も上昇していくことでしょう。

アセアン株

アセアン株は今、もっとも成長を期待されている外国株の一つです。アセアンの人口は6億人を超えており、これはEUよりも多い人口となります。

グローバル化が進んでいる昨今、アセアンは先進国からの技術移転を受けることで、急速に開発が進んでいます。

アセアンには豊富なエネルギー資源から食料物資、農産物資源など、多様な資源があります。

人口の多さや豊富な資源を武器に経済発展を推し進めれば、アセアンは将来大きく成長することでしょう。株価が割安な今の時期は、まさにアセアン株を購入するにはうってつけのタイミングなのかもしれません。

外国株の買い方とその手順を解説

外国株を購入するためには、まず外国株を取り扱っている証券会社の口座を開設する必要があります。SBI証券などの証券会社を利用すれば、米国株や中国株、韓国株、ロシア株、さらにはアセアン株などの外国株を購入することができます。

証券会社の口座を開設したら、次に入金の手続きをしてください。

入金の手続きが完了したら、次に日本円を両替し、外国株を購入するのに必要な外貨を調達してください。例えば、米国株を購入したいのであれば、米ドルが必要になります。

ただし、一部の証券会社の中には円貨決済ができる証券会社もあります。両替が面倒という方は円貨決済ができる証券会社を利用しましょう。

日本円を外貨に両替し、外貨を調達したら、次にその外貨で外国株を購入することになります。

投資したい外国株の銘柄を検索し、見つけることができたら、買い注文を入れましょう。注文を入れた後に取引が成立すれば、目的の外国株を購入することができます。

まず証券口座を開設し、入金し、両替をして外貨を調達後、目的の外国株を購入するという順番で外国株は購入できます。

これら一連の手続きはすべて証券会社を通じて行えますので、これといって面倒な手続きというのは基本的にありません。手続きは全てネット上で完結できます。

外国株の買い方ってなんだか面倒そうですね。
確かに初めての方からすると複雑に感じるかもしれませんね。ただ、実際にはクリックするだけの簡単な操作で外国株は購入できますよ。

外国株を購入するオススメのタイミングとは?

外国株を取り扱っている証券会社の口座を開設すれば、今後いつでも外国株を好きなタイミングで購入することができるようになります。ただ、一体いつどのタイミングで購入すれば良いのでしょうか?

外国株も日本株同様に、常に価格は変動しています。いくら配当利回りが高い外国株に投資をしたところで、株価が割高な時に株を購入すると、その後の値下がりに巻き込まれ、損失を被る恐れがあります。

外国株を購入するもっともベストなタイミングというと、やはり株が割安になった瞬間でしょう。

普段よりも株価が落ちている時に外国株を購入すれば、やがては価格が回復することで、値上がり分のキャピタルゲインを稼ぐことができます。

この株が割安になるタイミングを探るための手法があります。それがテクニカル分析とファンダメンタルズ分析です。

まずテクニカル分析を使用して割安になるタイミングを探ろうと思うのであれば、購入したい株のチャートをチェックし、過去の値動きを調べましょう。

株価チャートの過去の動きをチェックすることで、割安になるタイミングを見つけることができます。

例えばAという株のチャートの過去の動きを分析してみた結果、1000円から2000円の間を行き来しているということがわかったのであれば、株Aにとって2000円は割高、1000円は割安なのだと判断できます。

この時、株を購入するのであれば、株Aが1000円まで下落するまで待った方が良いでしょう。1000円まで下落した時に株を購入し、2000円まで上がった時に売却をすれば、1000円分の利益を獲得することができます。

次に、ファンダメンタルズ分析を使用した割安な株の見つけ方について紹介します。

ファンダメンタルズ分析の指標で割安株を探すなら、PERに注目しましょう。

PERは割安な株を見つけたい時に役立つ指標です。使い方は、PERの数値が高い株は割高、PERの数値が低い株は割安となります。外国株をチェックしてみた結果、PERが低い株が見つかったのであれば、それは割安な外国株だと判断できます。

割安のうちに購入することで、将来の値上がりを期待することができます。

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が使えるようになると、外国株を購入する最適なタイミングを見つけられるようになります。ただ、これらの技法を習得するためには、それなりの経験が必要です。

まだ株式投資を始めたばかりの初心者の方ともなると、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をすぐに使いこなすのは難しいでしょう。それならばいっそのこと、少額ずつ外国株を購入するドルコスト平均法を実践してみることをオススメします。

ドルコスト平均法ならば、株式投資に関する経験も知識も不要です。毎月一定額ずつ特定の銘柄を購入し続けるだけなので、初心者の方でも簡単に資産を形成できます。

ただ、ドルコスト平均法を実践するのであれば、できるだけ将来が安定している大企業で、それも配当利回りの高い株を選んだ方が良いでしょう。

将来が安泰で、配当も高い大企業に対してドルコスト平均法を実践すると、タイミングに囚われることなく、着実に資産を形成することができます。

外国株を購入する時の注意点

外国株には日本株にはないメリットが多くあるのですが、デメリットもあります。外国株を購入する時は、このデメリットに注意を払いましょう。

外国株のデメリットとして、まず国内の株と違って売買のコストが高くなるというデメリットがあります。

できるだけコストを下げて外国株の売買をするなら、売買手数料が安い証券会社を選択しましょう。

さらに、外国株には為替リスクがあるというデメリットがあります。

例えば、円安の時に外国株を購入し、円高になった後に外国株を売却すると、円の価値が高くなることで、損失を被ることになります。

その反対で、円高時に外国株を購入し、円安時に外国株を売却すると、円の価値が下がることで、利益を得ることができます。

状況次第では為替リスクはメリットになることもありますが、タイミングを間違えると損失になることもあります。為替リスクを避けたいなら、円高時に外国株を購入すると良いでしょう。

手数料が高い、為替リスクがあるなど、外国株には日本株にはないデメリットがあるので注意しましょう。

外国株の買い方を知って海外まで投資対象を広げよう

外国株は、外国の銘柄を取扱っている証券会社の口座を開設すれば、いつでも簡単に購入することができます。

海外にまで投資対象を広げることで、日本株よりも高配当な株や、日本株よりも成長を期待でき外国の株に投資することができるようになります。

ただ、外国株にもデメリットがあります。外国株は日本株と比べて売買手数料が高い上に、為替リスクがあるなどのデメリットがあります。

外国株の購入の際には、これらのデメリットに注意しましょう。注意点さえ守っておけば、外国株の購入は、投資家にとって資産を増やせるまたとないチャンスとなるでしょう。