金の投資方法

金の埋蔵量は残り僅か!タイムリミットはあと20年ってホント!?

不況に強い実物投資として人気の金。ただ、そんな金の埋蔵量が残り僅かになっているという話があります。

金投資をするにあたって、金があとどのくらいあるのか、そして今後の見通しはどうなっているのかは、非常に重要なポイントとなります。

金はどこにあるのか、埋蔵量はあとどのくらいあるのか、そしてこれから金の需要はどのようになっていくのか、気になる情報をご紹介していきましょう。

今までに採掘された金の量はどのくらい?金の用途についてもご紹介

現在までに採掘された金の総量は、およそ17万トンほどだと言われています。

この17万トンがどのように使われているのか、その用途についてご紹介しましょう。

  • 宝飾品
  • 工業用加工品
  • エレクトロニクス
  • 歯科・医療
  • その他工業用
  • 金地金・コイン

金の多くは宝飾品として用いられていますが、工業用途や電子部品などで使われることも珍しくありません。

身近なところでは、携帯電話やパソコンの部品に金が使われています。

金は、様々な目的で使用されているものなのです。

金の採掘出来る場所は限られている!?

金の採掘は、世界中どこでも出来るわけではありません。主な産出国は、以下の通りです。

  • 南アフリカ
  • アメリカ
  • オーストラリア
  • 中国

最大の産出国である南アフリカは、金だけでなくダイヤモンドなど他の地下資源も豊富ということで有名です。

ただ、その産出量は年々減少傾向にあり、現在では中国に産出量を抜かれている状態です。

そして、南アフリカだけでなく、アメリカやオーストラリアも産出量を年円減らしている現状があります。

中国を除き、金の産出量は年々減少傾向にあるということを押さえておきましょう。

金は南アフリカや中国で採掘できるものなのですね。

日本では、金は採掘していないのでしょうか。

 

日本での金採掘は、ほとんど鹿児島で行われています。

ただ、その量は世界の0.3%程度と、残念ながら決して多くはない状態です。

金の埋蔵量は競技用プール1杯分だけ!?その真偽とは

では、金の埋蔵量はどのくらいあるのでしょうか。

今まで17万トン程度の金が採掘されてきたわけですが、埋蔵量としては約7万トン程度だと言われています。

7万トンという量は、オリンピック公式プールの約1杯分でしかありません。

金は、毎年およそ3,000トン程度が産出されています。つまり、70,000トン/3,000トン=23年ほどで金は尽きてしまうという計算になってしまうのです。 

金は有限の資源だということを、改めて認識しておく必要がありますね。

いつか失われてしまう金を、現物で持ちたいという方はこちらの記事がオススメです。

また、出来るだけ少額で金を購入するなら金貨を購入するという方法もあります。

金貨についての情報は、こちら少額から購入出来る金貨!購入方法やその他の特徴を詳しくご紹介で特集しています。

金はいつか失われてしまうのですか?

その場合、現在の金投資はどうなってしまうのでしょうか。

金の採掘が不可能となっても、現物としての金は存在し続けます。それが流通することもありますし、現在は金のリサイクルも進んでいます。

選択する金投資の方法によって、対応は変わってくるでしょう。

金投資の方法については、こちらの記事で特集しています。

プラチナや銀の埋蔵量はどのくらい?

金の埋蔵量は7万トン程度であるということをご紹介しましたが、他にも現物投資として人気のプラチナや銀は、どのくらいの埋蔵量があるのでしょうか。

まず、プラチナは金よりも希少価値が高いことで知られています。

プラチナの埋蔵量は、世界で1万6千トン程度だけです。

また、プラチナはその8割弱が南アフリカからの算出に頼っている状態です。南アフリカの情勢が不安定になれば、プラチナの採掘が行われず、産出量が大きく減ることも考えられます。

プラチナは、実は貴金属目的よりも工業用途で用いられることが多いので、その価値はとても高くなっています。

では、銀はどうでしょうか。銀の埋蔵量は約50万トンと、金やプラチナと比較するとだいぶ余裕があるように見えます。

ただ、銀は埋蔵量は多いものの、需要も多いために年間産出量が20,000トンを超えますので、やはり25年程度で枯渇してしまうことが予想される状態なのです。

金だけでなく、プラチナや銀も産出量には限りがあります。ただ、銀に関してはリサイクルも多く行われており、需要に対する供給については大きな心配はないとの見方もあります。

銀投資について興味がある方は、こちら安定した需要が続く銀への投資はお得?それとも損?の記事をチェックしてみてくださいね。

金の今後の見通しをチェック

金の埋蔵量がゼロになってしまったとき、金の価格はどうなるのでしょうか。

まず、金の希少価値は間違いなく高くなります。

金価格の今後の見通しについては、こちらの記事でも解説していますので興味がある方はチェックしてみてください。

ただ、金の採掘は終わっても新たに金が入手できる手段がゼロになるという訳ではありません。

最初の方で紹介した通り、金は宝飾品だけでなく工業用途にも用いられています。携帯電話にも使われているのですが、実はこれを再利用することが可能なのです。

実は、鉱山で採掘する際、鉱山石1tから取れる金の量は5g程度ですが、携帯電話1tから取れる金の量は150gとも言われています。

携帯電話から取れる金の量がいかに多いかが分かりますよね。

このように、電子機器に用いられている金は都市鉱山と呼ばれ、リサイクルでの金回収が注目されているのです。

携帯電話を集めれば効率よく金が取れるってことじゃん!

わざわざ採掘しなくても、そっちの方が良いんじゃないの?

都市鉱山には多くの金が存在しているのは事実ですが、産出コストがかかること、そして、リサイクルの認知が低いこともあります。

これからさらに注目される方法ではありますが、100%リサイクルするというのは難しいのが現状です。

ちなみに、金投資の中でも金鉱株投資は、金を採掘する会社への投資となります。採掘できなくなれば当然大きな影響が出ることが考えられますので、しっかりと動向を見ておきたいところです。

金鉱株投資については、こちらハイリスクハイリターンの金鉱株投資を徹底解説の記事で詳しくご紹介しています。

金はあと20年程度で尽きる!?今後はリサイクルも重要に

金の埋蔵量は、残り7万トン程度です。これは、およそ20年で金の採掘が尽きてしまうことを意味しています。

現在も採掘量は年々減少傾向にあり、金の価値は今後も安定または高まるのではないかという見方がある状況です。

ただ、金は新規で採掘できなくても携帯電話などからリサイクルして得ることも可能です。今後は、このような都市鉱山が重要になると言えるでしょう。

金は価値がゼロになることは決してありませんし、宝飾品だけでなく工業用途でも多く使用されている金属です。ですから、この先も需要があることは間違いありません。

金は有限の資源だからこそ、埋蔵量がゼロになってしまった後のことについて、しっかり考えておきたいですね。